1細胞・組織の適応とは
細胞・組織は、ストレス(負荷の増減・刺激・環境変化)に応じて、大きさや数・性質を変えて対応する。これを適応という。代表的な適応反応が、萎縮(小さくなる)・肥大(細胞が大きくなる)・過形成(数が増える)・化生(別の種類に置き換わる)の4つ。
体の細胞や組織は、いつも同じ状態でいるのではなく、おかれた状況(ストレスや負荷、刺激、ホルモンや栄養の状態など)に応じて、自分の大きさ・数・性質を変えて対応している。
これを『適応』という。
適応は、生体が恒常性(バランス)を保とうとする正常な応答の一面であり、多くは刺激がなくなればもとに戻りうる(可逆的な)変化である。
代表的な適応反応は次の4つである。
萎縮(いったん発達した細胞・組織が小さくなる)、肥大(細胞自体が大きくなって組織が大きくなる)、過形成(細胞の数が増えて組織が大きくなる)、化生(ある分化した細胞・組織が、別の種類の細胞・組織に置き換わる)。
これらは、負荷が増えれば肥大・過形成で対応し、使われなくなれば萎縮する、といったように、刺激の向きに応じて起こる。
まずはこの4つの言葉と意味をしっかり区別することが、病理の基本になる。