1創傷治癒の基礎
傷は炎症期→増殖期(肉芽・上皮形成)→成熟期と段階を追って治る。きれいに縫合して治る一次治癒と、開いた傷が徐々に埋まる二次治癒がある。感染を防ぐ清潔さが治癒を左右する。
傷(創傷)は、いくつかの段階を経て治っていく。
まず傷ついた直後は炎症が起こり(炎症期)、続いて新しい組織(肉芽)ができて表面が皮膚でおおわれ(増殖期)、最後に組織が丈夫になっていく(成熟期)。
傷の治り方には、傷の縁をきれいに合わせて縫合し、すみやかに治る一次治癒と、組織が欠けた傷や汚染された傷を開いたまま、肉芽で少しずつ埋めて治す二次治癒がある。
どちらの場合も、傷が細菌に感染すると治りが遅れたり悪化したりするため、清潔を保つことが治癒の鍵になる。