[{"data":1,"prerenderedAt":-1},["ShallowReactive",2],{"lesson-nursing-perioperative":3},{"id":4,"category_id":5,"slug":6,"title":7,"summary":8,"sort_order":4,"is_published":9,"sections":10,"question_ids":43,"created_at":44},32,2,"nursing-perioperative","周術期・麻酔モニタリング","手術の前後をまとめて周術期という。術前の評価と準備、全身麻酔の流れ、麻酔中に何を見守るか（モニタリング）、体温・輸液の管理、そして術後の覚醒・疼痛管理までを、図ではなく文章で読んで理解する。動物看護師は麻酔モニタリングの中心的な担い手である。",true,[11,20,26,31,37],{"id":12,"sort_order":13,"heading":14,"key_point":15,"body":16,"figure_svg":17,"figure_url":18,"figure_caption":19},181,0,"周術期とは（術前・術中・術後）","周術期は手術の前・中・後をまとめた一連の期間。術前には問診・身体検査・血液検査などでリスクを評価し、誤嚥を防ぐための絶食（必要に応じ絶水）や同意の確認を行う。","周術期とは、手術の前から後までの一連の期間（術前・術中・術後）をまとめて指す言葉である。術前には、問診や身体検査、血液検査などを行って全身状態を評価し、麻酔や手術のリスクを把握する。麻酔中に胃の内容物が逆流して気道に入る誤嚥を防ぐため、手術前には一定時間の絶食を行う（水については指示に従う）。また、手術の内容やリスクについて飼い主の同意（インフォームド・コンセント）を得ることも重要である。看護師は、これらの準備や説明の補助、当日の動物の状態確認などを担う。","\u003Csvg viewBox=\"0 0 720 250\" xmlns=\"http:\u002F\u002Fwww.w3.org\u002F2000\u002Fsvg\" role=\"img\" aria-label=\"周術期の時間フロー（術前・術中・術後）と、術前に行う評価・準備の一覧\">\n  \u003Crect x=\"0\" y=\"0\" width=\"720\" height=\"250\" fill=\"#FBFBFA\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"40\" y=\"22\" font-size=\"13\" fill=\"#2B2B2B\" font-weight=\"bold\">周術期＝手術の前から後までの一連の期間\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003C!-- 術前 -->\n  \u003Crect x=\"40\" y=\"34\" width=\"170\" height=\"52\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#3F73E0\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"125\" y=\"60\" font-size=\"16\" fill=\"#3F73E0\" font-weight=\"bold\" text-anchor=\"middle\">術前\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"125\" y=\"78\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">手術前\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003C!-- 術中 -->\n  \u003Crect x=\"275\" y=\"34\" width=\"170\" height=\"52\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#2A8A7E\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"360\" y=\"60\" font-size=\"16\" fill=\"#2A8A7E\" font-weight=\"bold\" text-anchor=\"middle\">術中\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"360\" y=\"78\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">手術・麻酔\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003C!-- 術後 -->\n  \u003Crect x=\"510\" y=\"34\" width=\"170\" height=\"52\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#C47F14\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"595\" y=\"60\" font-size=\"16\" fill=\"#C47F14\" font-weight=\"bold\" text-anchor=\"middle\">術後\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"595\" y=\"78\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">手術後\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003C!-- 矢印 -->\n  \u003Cline x1=\"212\" y1=\"60\" x2=\"268\" y2=\"60\" stroke=\"#9AA0A6\" stroke-width=\"2\"\u002F>\n  \u003Cpolygon points=\"268,55 278,60 268,65\" fill=\"#9AA0A6\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"447\" y1=\"60\" x2=\"503\" y2=\"60\" stroke=\"#9AA0A6\" stroke-width=\"2\"\u002F>\n  \u003Cpolygon points=\"503,55 513,60 503,65\" fill=\"#9AA0A6\"\u002F>\n\n  \u003C!-- 術前の準備パネル -->\n  \u003Crect x=\"40\" y=\"108\" width=\"640\" height=\"126\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#E0E0E0\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"132\" font-size=\"13\" fill=\"#3F73E0\" font-weight=\"bold\">術前の準備（看護師が補助する）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"158\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">・問診・身体検査・血液検査で全身状態を評価する\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"182\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">・麻酔・手術のリスクを把握する\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"206\" font-size=\"12\" fill=\"#E0533F\">・誤嚥を防ぐための絶食（水は指示に従う）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"230\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">・飼い主の同意（インフォームド・コンセント）を得る\u003C\u002Ftext>\n\u003C\u002Fsvg>",null,"周術期は術前・術中・術後をまとめた一連の流れである。図は特に術前に行う評価と準備（問診・身体検査・血液検査、誤嚥を防ぐ絶食、飼い主の同意）を示す。",{"id":21,"sort_order":22,"heading":23,"key_point":24,"body":25,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},182,1,"麻酔の基礎","全身麻酔は導入→維持→覚醒と進む。前投薬で鎮静・鎮痛し、導入後に気管挿管して吸入麻酔などで維持する。麻酔は『鎮静・鎮痛・筋弛緩』を組み合わせ、事前のリスク評価（ASA分類など）が大切。","全身麻酔は、意識・痛み・体の動きをコントロールして手術を安全に行うためのもので、導入・維持・覚醒という流れで進む。まず前投薬で鎮静と鎮痛をはかり、続いて麻酔薬で眠らせる（導入）。意識が落ちたら気管チューブを入れて気道を確保し（気管挿管）、吸入麻酔薬などで適切な深さを保つ（維持）。麻酔は、眠らせる鎮静だけでなく、痛みを抑える鎮痛、体の力を抜く筋弛緩などを組み合わせて成り立っている。麻酔の前には、全身状態から麻酔のリスクを評価する（ASA分類などが用いられる）ことが大切である。",{"id":27,"sort_order":5,"heading":28,"key_point":29,"body":30,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},183,"麻酔中のモニタリング","麻酔中は心拍・心電図、呼吸、血圧、SpO2（パルスオキシメーター＝血液の酸素飽和度）、体温、呼気CO2（カプノメーター）、麻酔の深さ（眼の位置・反射）などを継続して監視し、異常を早期に発見する。","麻酔中の動物は自分で異常を訴えられないため、看護師による継続的なモニタリングが欠かせない。監視する主な項目は、心拍数や心電図（心臓のリズム）、呼吸の回数や様子、血圧、そしてパルスオキシメーターで測る血液中の酸素飽和度（SpO2）である。あわせて、体温（麻酔下では下がりやすい）や、カプノメーターで測る呼気の二酸化炭素（ETCO2）なども確認する。麻酔の深さは、眼の位置（眼球の向き）やまぶた・あごの反射などから評価する。これらをこまめに記録し、わずかな変化に気づいて早く対応することが、麻酔事故を防ぐうえで重要である。",{"id":32,"sort_order":33,"heading":34,"key_point":35,"body":36,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},184,3,"周術期の体温・輸液管理","麻酔下では体温調節が低下し低体温になりやすいため、保温マットなどで体温を維持する。輸液で循環（血圧・水分）を保ち、出血量や尿量にも注意する。","麻酔中・手術中は、体の状態が変化しやすいため、体温と循環の管理が重要になる。全身麻酔下では体温を保つ働きが低下し、開腹や体表の露出、室温の低い手術室などにより低体温になりやすい。低体温は麻酔からの覚醒を遅らせるなど悪影響があるため、保温マットや加温などで体温を維持し、こまめに測定する。また、麻酔薬は血圧を下げやすく、手術では出血も起こるため、輸液によって循環（血圧や体内の水分）を保つ。出血の量や、尿の量（循環や腎臓の状態の指標）にも注意を払う。",{"id":38,"sort_order":39,"heading":40,"key_point":41,"body":42,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},185,4,"術後管理と看護","覚醒時は誤嚥を防ぎつつ適切なタイミングで抜管し、保温・安静・疼痛管理を行う。創部や包帯の観察、舐め防止（エリザベスカラー）、食事の再開、バイタルの継続観察が術後看護の中心。","手術が終わってからの管理（術後管理）も、回復を左右する重要な時期である。麻酔から覚めるときは、嘔吐や誤嚥に注意しながら、飲み込みの反射が戻る適切なタイミングで気管チューブを抜く（抜管）。覚醒後は、低体温を防ぐ保温、落ち着ける安静な環境、そして痛みを抑える疼痛管理を行う。手術の傷（創部）や包帯の状態を観察し、動物が傷をなめたり噛んだりしないようエリザベスカラーなどで保護する。獣医師の指示に従って食事や飲水を再開し、体温・心拍・呼吸などのバイタルや、元気・食欲・排泄の様子を継続して観察・記録することが、術後看護の中心になる。",[],"2026-07-28T12:02:18.891604"]