[{"data":1,"prerenderedAt":-1},["ShallowReactive",2],{"lesson-nursing-medication-practice":3,"learn-categories":73},{"id":4,"category_id":5,"slug":6,"title":7,"summary":8,"sort_order":9,"is_published":10,"sections":11,"question_ids":60,"created_at":72},205,2,"nursing-medication-practice","投薬・調剤の実務（指示略語・薬用量計算・麻薬\u002F向精神薬の保管）","投薬指示でよく使うラテン語由来の略語（SID＝1日1回、BID＝1日2回、TID＝1日3回、QID＝1日4回、PRN＝必要時、PO＝経口、SC＝皮下、IM＝筋肉内、IV＝静脈内）、体重×用量（mg\u002Fkg）で求める薬用量計算の基本、錠剤・坐薬・注射剤などの剤形と冷所（1〜15℃）・室温（1〜30℃）といった保存温度の区分、そして麻薬（鍵をかけた専用の堅固な保管庫・麻薬管理者・帳簿を最終記入日から2年間保存）と向精神薬（麻薬とは別に保管）の管理義務までを、図ではなく文章で読んで理解する。",203,true,[12,19,25,30,36,42,48,54],{"id":13,"sort_order":14,"heading":15,"key_point":16,"body":17,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},5557,0,"投薬指示略語 ― 投与回数（SID・BID・TID・QID・PRN）","投薬指示では、ラテン語由来の略語で1日の投与回数を表す。SID＝1日1回、BID＝1日2回、TID＝1日3回、QID＝1日4回。PRNは『必要に応じて』投与することを表す。TIDとQIDを取り違えると過剰投与（オーバードーズ）につながるため、正確な理解が欠かせない。","動物病院のカルテや処方指示では、1日に何回投与するかを、ラテン語に由来する略語で表すことが多い。SID（semel in die）は『1日1回』、BID（bis in die）は『1日2回』、TID（ter in die）は『1日3回』、QID（quater in die）は『1日4回』を意味する。PRN（pro re nata）は『必要に応じて（症状があるときに）』投与することを表す略語で、毎日決まった回数を投与する指示とは異なる。これらの略語は見た目が似ているため、とくにTID（1日3回）とQID（1日4回）を取り違えると、投与回数が増えて過剰投与（オーバードーズ）につながる危険がある。動物看護師が投薬を担当する際は、指示された略語を正確に読み取ることが欠かせない。",null,{"id":20,"sort_order":21,"heading":22,"key_point":23,"body":24,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},5558,1,"投薬指示略語 ― 投与経路（PO・SC・IM・IV）","投与経路も略語で表される。PO（per os）＝経口（口から）、SC（subcutaneous）＝皮下、IM（intramuscular）＝筋肉内、IV（intravenous）＝静脈内。経路によって薬の効き始める速さや、使える薬の種類が異なる。","投薬指示には、投与回数だけでなく、『どこから投与するか（投与経路）』も略語で示されることが多い。PO（per os）は『経口』を意味し、口から飲ませる投与方法である。錠剤・カプセル・水薬などがこれにあたる。SC（subcutaneous）は『皮下』を意味し、皮膚の下に薬液を注入する投与方法である。IM（intramuscular）は『筋肉内』を意味し、筋肉に薬液を注入する投与方法である。IV（intravenous）は『静脈内』を意味し、血管（静脈）に直接薬液を注入する投与方法である。一般に、経口（PO）は効果がゆっくり現れ、静脈内（IV）は最も速く効果が現れる。投与経路によって使える薬の種類や効果の現れ方が異なるため、指示された経路を正確に守ることが重要である。",{"id":26,"sort_order":5,"heading":27,"key_point":28,"body":29,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},5559,"薬用量計算の基本","薬用量（1回に投与する薬の量）は、『体重（kg）× 用量（mg\u002Fkg）＝投与量（mg）』という式で計算する。処方は『○mg\u002Fkg』という体重あたりの量で示されることが多いため、動物の体重を正確に把握したうえで計算する。","動物への投薬では、体の大きさ（体重）によって適切な薬の量が変わるため、多くの薬は『体重1kgあたり何mg（mg\u002Fkg）』という単位で用量が示される。1回に投与する薬の量（投与量）は、次の式で計算する。『体重（kg）× 用量（mg\u002Fkg）＝投与量（mg）』。たとえば、体重4kgの猫に、5mg\u002Fkgの薬を投与する場合、4kg × 5mg\u002Fkg ＝ 20mgが1回の投与量となる。1日に投与する総量を求めるときは、これに1日の投与回数（SID・BID・TIDなど）をかける。薬用量計算では、体重の単位（kg・g）や、薬の濃度の単位（mg\u002FmL・%など）を取り違えないよう、落ち着いて確認することが大切である。",{"id":31,"sort_order":32,"heading":33,"key_point":34,"body":35,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},5560,3,"希釈計算の基本","希釈した液の濃度は『溶質の量 ÷ 全体の量』で求められる。たとえば、原液1mLを生理食塩水で薄めて全体を10mLにした場合、濃度は1mL÷10mL＝0.1（10%）になる。消毒液の希釈や、注射薬を薄めて少量ずつ投与するときなどに使う考え方である。","原液（濃い薬液や消毒液）を、水や生理食塩水などで薄めて使うことを希釈という。希釈したあとの濃度は、『溶質（薄めたいもの）の量 ÷ 全体の量』で計算できる。たとえば、ある薬液1mLを生理食塩水9mLに混ぜて、全体を10mLにした場合、濃度は1mL ÷ 10mL ＝ 0.1、つまり10%になる。消毒液を規定の濃度に薄めるときや、少量の注射薬を扱いやすい量に希釈するときなど、動物看護の現場では希釈計算を行う場面が多い。『薄めたいものの量』と『薄めたあとの全体の量』を取り違えないように注意して計算することが大切である。",{"id":37,"sort_order":38,"heading":39,"key_point":40,"body":41,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},5561,4,"剤形の種類","薬の形（剤形）には、錠剤・カプセル剤（経口）、水薬・シロップ剤（経口）、坐薬（直腸内に挿入）、注射剤（注射で投与）、点眼薬・点耳薬（目・耳に投与）、軟膏・クリーム剤（皮膚に塗布）などがある。剤形によって、適した投与経路や保存方法が異なる。","薬にはさまざまな『形（剤形）』があり、それぞれ適した使い方がある。錠剤・カプセル剤は、経口（PO）で投与する、最も一般的な剤形である。水薬・シロップ剤も経口で投与するが、錠剤を嫌がる動物や、少量ずつ調整して与えたい場合に使われる。坐薬は、肛門から直腸内に挿入して使う剤形で、嘔吐していて経口投与が難しい場合などに用いられることがある。注射剤は、皮下（SC）・筋肉内（IM）・静脈内（IV）などに注射して投与する剤形である。点眼薬・点耳薬は、それぞれ目・耳に直接投与する剤形、軟膏・クリーム剤は皮膚に塗布する剤形である。剤形によって、体内での吸収の速さや、保存に適した温度（後述）が異なる点にも注意する。",{"id":43,"sort_order":44,"heading":45,"key_point":46,"body":47,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},5562,5,"医薬品の保存温度の区分","日本薬局方では、医薬品の保存温度を、冷所＝1〜15℃、室温＝1〜30℃、常温＝15〜25℃、標準温度＝20℃と定めている。坐薬や点眼薬など『冷所保存』と指定された薬は、冷蔵庫（凍結しないよう注意）で保存する。","医薬品は、その性質に応じて適切な温度で保存しないと、品質が劣化することがある。日本薬局方では、保存温度の区分を、標準温度＝20℃、常温＝15〜25℃、室温＝1〜30℃、冷所＝1〜15℃、と定めている。多くの錠剤・カプセル剤は室温保存でよいが、湿気に弱いため、密閉した容器に乾燥剤とともに保管するなどの工夫が必要である。一方、坐薬や一部の点眼薬など、『冷所保存』と指定された薬は、家庭用・院内用の冷蔵庫で保存する。ただし、凍結すると品質が損なわれることがあるため、凍らせないよう注意が必要である。処方された薬を正しく保管することも、動物看護師が担う投薬管理の一部である。",{"id":49,"sort_order":50,"heading":51,"key_point":52,"body":53,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},5563,6,"麻薬の保管管理","麻薬は、他の薬と区別し、麻薬専用の鍵のかかる堅固な保管庫（金庫等）に保管しなければならない。麻薬を取り扱う施設には麻薬管理者を置く必要があり、麻薬帳簿への記載と、その帳簿を最終記入日から2年間保存することが義務づけられている。","動物用にも使われる麻薬性鎮痛薬などは、『麻薬及び向精神薬取締法』により厳重な管理が義務づけられている。麻薬は、他の薬とは区別して、麻薬専用の、鍵のかかる堅固な保管庫（固定した金庫など）に保管しなければならない。出し入れするとき以外は常に施錠し、鍵を保管庫に入れたままにしてはならない。麻薬を取り扱う施設（麻薬施用者が診療を行う施設）には、麻薬管理者を置く必要があり、麻薬管理者が不在の施設では麻薬を保管・管理することができない。麻薬の受け払い（受け取り・使用・廃棄など）は、麻薬帳簿に速やかに記載しなければならない。この麻薬帳簿は、最終の記載をした日から2年間保存することが義務づけられている。帳簿上の残数と実際の在庫数を定期的に照合し、差異が無いかを確認することも、麻薬管理の重要な業務である。",{"id":55,"sort_order":56,"heading":57,"key_point":58,"body":59,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},5564,7,"向精神薬の保管管理","向精神薬は、麻薬とは別に、鍵をかけた設備の中に保管しなければならない（麻薬と同じ保管庫には保管しない）。第一種向精神薬は常に施錠管理が必要で、譲受け・施用・廃棄の記録を2年間保存する。","向精神薬（鎮静薬や一部の睡眠薬など）も、『麻薬及び向精神薬取締法』によって取り扱いが定められている。向精神薬は、麻薬と混同されやすいが、麻薬とは区別して保管しなければならない。具体的には、麻薬用の保管庫とは別に、鍵のかかる設備内に保管する必要がある。施錠管理の厳しさは向精神薬の種類によって異なり、第一種向精神薬は常に施錠管理が必要で、第三種向精神薬は職員が不在のときに施錠すればよいとされる。また、一定の数量を定めて管理する向精神薬（定数配置のもの）については、譲り受けたとき、動物に使用したとき、返品・廃棄したときなどに、品名・数量・年月日などを記録簿に記入し、この記録を2年間保存することが求められる。『麻薬と向精神薬は、どちらも施錠管理が必要だが、保管庫は別にする』という点を押さえておく。",[61,62,63,64,65,66,67,68,69,70,71],3870,3871,3872,3873,3874,3875,3876,3877,3878,3879,3880,"2026-09-25T13:48:07.070284",[74,78,81,84,88,92,96],{"id":21,"name":75,"icon":76,"color":77,"parent_id":18,"sort_order":21},"基礎動物学","🐾","#56A95C",{"id":5,"name":79,"icon":80,"color":77,"parent_id":18,"sort_order":5},"動物看護学","💉",{"id":32,"name":82,"icon":83,"color":77,"parent_id":18,"sort_order":32},"臨床動物学","🏥",{"id":38,"name":85,"icon":86,"color":87,"parent_id":18,"sort_order":38},"動物病理学","🔬","#EFA63C",{"id":44,"name":89,"icon":90,"color":91,"parent_id":18,"sort_order":44},"関連法規","📋","#9A7BC0",{"id":50,"name":93,"icon":94,"color":95,"parent_id":18,"sort_order":50},"愛護・適正飼養","🏠","#E08A9B",{"id":56,"name":97,"icon":98,"color":95,"parent_id":18,"sort_order":56},"実地問題","📷"]