1脱水の評価
脱水は嘔吐・下痢・出血・飲水不足・発熱などで起こる。皮膚をつまんだ戻りの遅さ(皮膚の張り=ツルゴール)、歯ぐきの乾き、毛細血管再充満時間(CRT)、眼のくぼみ、体重減少などで程度を評価する。
脱水とは、体から水分(と電解質)が失われた状態である。
嘔吐や下痢、出血、十分に水が飲めていないこと、発熱などが原因になる。
脱水の程度は、いくつかの所見を組み合わせて評価する。
皮膚をつまんで離したときの戻りの速さ(皮膚の張り=ツルゴール)は代表的で、脱水が進むほど戻りが遅くなる。
そのほか、歯ぐきが乾いてねばつく、毛細血管再充満時間(CRT、歯ぐきを押して色が戻る時間)が延びる、眼がくぼむ、体重が減るなども手がかりになる。
ごく軽い脱水は外からは分かりにくく、重度になるとぐったりしてショックに近づくため、早めの評価が大切である。