[{"data":1,"prerenderedAt":-1},["ShallowReactive",2],{"lesson-nursing-fluid-calculation":3},{"id":4,"category_id":5,"slug":6,"title":7,"summary":8,"sort_order":4,"is_published":9,"sections":10,"question_ids":43,"created_at":51},193,2,"nursing-fluid-calculation","輸液量の計算（維持量・脱水補正・滴下数）","輸液の量をどう決めるかを計算で学ぶ。1日に必要な輸液量は、生きるのに必要な維持量に、脱水で失われた不足分（脱水補正量）と、嘔吐・下痢などで進行中に失われる分（進行性喪失量）を足して求める。維持量はおよそ50ml\u002Fkg\u002F日（約2〜3ml\u002Fkg\u002F時）。脱水の補正量は『脱水の程度（％）×体重(kg)×10＝ml』で計算し、ふつう24〜48時間かけてゆっくり補う。ショックで血圧が保てないときは、犬で60〜90ml\u002Fkg\u002F時、猫で40〜60ml\u002Fkg\u002F時を目安に、少量ずつ分けて急速投与する。点滴の滴下数（1分あたり何滴か）の計算も含めて、文章と確認問題で理解する。",true,[11,20,26,31,37],{"id":12,"sort_order":13,"heading":14,"key_point":15,"body":16,"figure_svg":17,"figure_url":18,"figure_caption":19},1052,0,"輸液量の考え方（3つの足し算）","1日に必要な輸液量は、3つを足して求める。①維持量（生きるのに最低限必要な水分）＋②脱水補正量（すでに脱水で失われた不足分）＋③進行性喪失量（嘔吐・下痢などでこれから失われる分）。この合計を、一定時間かけて投与する。","輸液の量は、やみくもに決めるのではなく、必要な分を足し合わせて計算する。必要な輸液量は、大きく3つの要素からなる。①維持量は、呼吸や排尿などで日々失われる、生きていくのに最低限必要な水分量である。②脱水補正量（欠乏量）は、すでに脱水によって体から失われてしまった水分の不足分で、これを補う必要がある。③進行性喪失量は、嘔吐や下痢などによって、これからも失われ続ける分である。1日に必要な輸液量は、この『維持量＋脱水補正量＋進行性喪失量』を足し合わせて求め、それを一定の時間（ふつう1日かけて）投与する。それぞれの量を、次のセクションで具体的に計算していく。","\u003Csvg viewBox=\"0 0 720 320\" xmlns=\"http:\u002F\u002Fwww.w3.org\u002F2000\u002Fsvg\" role=\"img\" aria-label=\"1日に必要な輸液量は、維持量・脱水補正量・進行性喪失量の3つを足し合わせて求め、一定時間（ふつう1日）かけて投与するという計算の流れ図\">\n  \u003Crect x=\"0\" y=\"0\" width=\"720\" height=\"320\" fill=\"#FBFBFA\"\u002F>\n  \u003Cdefs>\n    \u003Cmarker id=\"fcArrow\" viewBox=\"0 0 10 10\" refX=\"9\" refY=\"5\" markerWidth=\"7\" markerHeight=\"7\" orient=\"auto-start-end\">\n      \u003Cpath d=\"M0,0 L10,5 L0,10 z\" fill=\"#9AA0A6\"\u002F>\n    \u003C\u002Fmarker>\n  \u003C\u002Fdefs>\n  \u003Ctext x=\"20\" y=\"20\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">1日に必要な輸液量 ＝ 3つの足し算\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003Crect x=\"20\" y=\"34\" width=\"210\" height=\"60\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#A9D9D2\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"34\" y=\"58\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2A9D8F\">① 維持量\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"34\" y=\"80\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">最低限必要な水分\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003Ctext x=\"125\" y=\"112\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"20\" fill=\"#9AA0A6\" text-anchor=\"middle\">＋\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003Crect x=\"20\" y=\"124\" width=\"210\" height=\"60\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#EDCB93\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"34\" y=\"148\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#E8A33D\">② 脱水補正量\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"34\" y=\"170\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">すでに失われた不足分\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003Ctext x=\"125\" y=\"202\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"20\" fill=\"#9AA0A6\" text-anchor=\"middle\">＋\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003Crect x=\"20\" y=\"214\" width=\"210\" height=\"60\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#C3BADD\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"34\" y=\"238\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#7C6BB0\">③ 進行性喪失量\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"34\" y=\"260\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">これから失われる分\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003Cline x1=\"230\" y1=\"64\" x2=\"300\" y2=\"160\" stroke=\"#9AA0A6\" stroke-width=\"1.5\" marker-end=\"url(#fcArrow)\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"230\" y1=\"154\" x2=\"300\" y2=\"160\" stroke=\"#9AA0A6\" stroke-width=\"1.5\" marker-end=\"url(#fcArrow)\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"230\" y1=\"244\" x2=\"300\" y2=\"160\" stroke=\"#9AA0A6\" stroke-width=\"1.5\" marker-end=\"url(#fcArrow)\"\u002F>\n\n  \u003Crect x=\"308\" y=\"112\" width=\"150\" height=\"96\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#A9C4E6\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"383\" y=\"150\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#3A78C2\" text-anchor=\"middle\">1日に必要な\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"383\" y=\"176\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#3A78C2\" text-anchor=\"middle\">輸液量\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003Cline x1=\"458\" y1=\"160\" x2=\"512\" y2=\"160\" stroke=\"#9AA0A6\" stroke-width=\"1.5\" marker-end=\"url(#fcArrow)\"\u002F>\n\n  \u003Crect x=\"514\" y=\"124\" width=\"186\" height=\"72\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#B7DCC0\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"607\" y=\"152\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"12.5\" font-weight=\"bold\" fill=\"#4C9A5A\" text-anchor=\"middle\">一定時間かけて投与\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"607\" y=\"176\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">（ふつう1日）\u003C\u002Ftext>\n\u003C\u002Fsvg>",null,"必要な輸液量は「①維持量＋②脱水補正量＋③進行性喪失量」を足し合わせて求め、その合計を一定時間（ふつう1日）かけて投与する。",{"id":21,"sort_order":22,"heading":23,"key_point":24,"body":25,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},1053,1,"維持量の計算","維持量は、生きるのに必要な基本の水分量で、おおよそ1日あたり50ml\u002Fkg（教科書によっては40〜60ml\u002Fkg）。時間あたりに直すと、およそ2〜3ml\u002Fkg\u002F時になる。例：体重5kgなら、50×5＝250ml\u002F日。","維持量は、生きていくのに必要な基本の水分量である。目安として、1日あたりおよそ50ml\u002Fkg（報告や教科書により40〜60ml\u002Fkgとされることもある）で計算する。たとえば、体重5kgの動物なら、50ml × 5kg ＝ 250ml\u002F日が維持量の目安になる。これを時間あたりに直すと、およそ2〜3ml\u002Fkg\u002F時となる。（より正確には、体重が大きい動物ほど体重あたりの必要量は少なくなるため、体重の0.75乗を使った計算式もあるが、まずは『1日およそ50ml\u002Fkg』を基本として覚えるとよい。）維持量は、脱水や進行性の喪失がない動物でも、絶食中などで口から水をとれないときに必要になる、いわば『土台』の量である。",{"id":27,"sort_order":5,"heading":28,"key_point":29,"body":30,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},1054,"脱水補正量の計算","脱水補正量（不足分）は、『脱水の程度（％）×体重(kg)×10＝ml』で計算する。例：5％脱水で体重10kgなら、5×10×10＝500ml。この不足分は、一気に入れず、ふつう24〜48時間かけてゆっくり補正する。","脱水補正量は、すでに失われている水分の不足分で、脱水の程度（％）と体重から計算する。計算式は、『脱水の程度（％）× 体重(kg) × 10 ＝ 不足量(ml)』である。（これは、体重の◯％の水分が失われた、という考え方を、ml に直したものである。たとえば体重10kgの5％は0.5kg＝500gで、これは約500mlの水分にあたる。）例として、5％の脱水がある体重10kgの動物では、5 × 10 × 10 ＝ 500ml が補うべき不足量になる。この不足分は、一度に急いで入れると体に負担がかかるため、ふつうは24〜48時間ほどかけてゆっくり補正する。脱水の程度は、皮膚のつまみ（ツルゴール）の戻りの遅さ、口の中の乾き、目のくぼみ、脈の状態などから推定する。",{"id":32,"sort_order":33,"heading":34,"key_point":35,"body":36,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},1055,3,"ショック時の急速輸液","出血や重度の脱水で血圧が保てないショックでは、すばやく血管内を満たす急速輸液を行う。目安量は、犬で60〜90ml\u002Fkg\u002F時、猫で40〜60ml\u002Fkg\u002F時。ただし全量を一気に入れず、その1\u002F4ほどを短時間で投与しては反応（脈・血圧・粘膜色）を見て、必要に応じてくり返す。","出血や重い脱水などで血圧が保てなくなった状態（ショック）では、ふだんの輸液とは別に、血管内をすばやく満たす急速輸液（ショック輸液）を行う。目安となる量は、1時間あたり、犬で約60〜90ml\u002Fkg、猫で約40〜60ml\u002Fkgである（ネコは犬より少なめにする）。ただし、この量を一気に全部入れるのではなく、まずその1\u002F4ほど（例：4分の1量）を10〜15分などの短時間で投与し、脈・血圧・粘膜の色・元気などの反応をみる。反応をみて、まだ足りなければ、もう一度同じように投与する、という形でくり返し、入れすぎ（容量過負荷・肺水腫）を防ぐ。ネコは犬よりも容量過負荷に弱いため、とくに慎重に量と速度を調整する。急速輸液は、動物の状態を見ながら細かく調整する、危険もともなう処置である。",{"id":38,"sort_order":39,"heading":40,"key_point":41,"body":42,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},1056,4,"滴下数の計算と看護","輸液ポンプがないときは、点滴筒の滴下数で速度を合わせる。1分あたりの滴下数＝(1時間の輸液量ml × 1mlあたりの滴数) ÷ 60分。輸液セットは一般用が1ml＝約20滴、小児用（微量用）が1ml＝約60滴。看護では、速度・残量の確認、過剰輸液（呼吸が速い・むくみ・肺水腫）の兆候の観察が大切。","輸液ポンプを使わない場合は、点滴筒（しずくが落ちる部分）の滴下数を数えて、投与速度を合わせる。1分あたりの滴下数は、『（1時間に入れる量ml × 1mlあたりの滴数）÷ 60分』で計算する。1mlあたりの滴数は、使う輸液セットによって決まっており、一般用（成人用）の輸液セットは1ml＝約20滴、小児用（微量用）の輸液セットは1ml＝約60滴である。たとえば、1時間に60mlを一般用セット（20滴\u002Fml）で入れる場合、（60 × 20）÷ 60 ＝ 20滴\u002F分、つまり1分間に20滴に合わせればよい。看護では、計算した速度どおりに滴下しているか、輸液の残量はどれくらいかをこまめに確認する。また、入れすぎ（過剰輸液）になると、呼吸が速く苦しくなる・体やまぶたがむくむ・肺に水がたまる（肺水腫）などの兆候が出るため、これらを見逃さず観察し、異常があれば獣医師に報告する。",[44,45,46,47,48,49,50],1231,1232,1233,1234,1235,1236,1237,"2026-07-28T12:02:18.891604"]