1洗浄・消毒・滅菌のちがい
洗浄は汚れを物理的に取り除くこと、消毒は病原体を害のない程度まで減らすこと、滅菌はすべての微生物を(芽胞も含め)死滅させること。レベルが上がるほど無菌に近づく。
感染対策では、似た言葉である『洗浄』『消毒』『滅菌』を正しく区別することが大切である。
洗浄は、汚れや有機物(血液・便など)を水や洗剤で物理的に取り除くことをいう。
消毒は、病原体(有害な微生物)を害のない程度まで減らすことで、すべての微生物を死滅させるわけではない。
滅菌は、芽胞を含むすべての微生物を死滅させ、無菌の状態にすることをいう(高圧蒸気滅菌=オートクレーブなど)。
ポイントは、消毒や滅菌の前にまず洗浄を行うことである。
血液や便などの有機物が残っていると、多くの消毒薬は効きが悪くなるためである。