1薬の働きによる分類とバランス麻酔
麻酔関連の薬は働きで分類する。気持ちを落ち着ける『トランキライザー(精神安定剤)』、深い鎮静をもたらす『鎮静薬』、痛みを抑える『鎮痛薬』、意識を消す『麻酔薬』。1つの薬に頼らず、作用の違う薬を組み合わせて少量ずつ効かせるのがバランス麻酔。
麻酔・鎮静・鎮痛に使う薬は、その働きによって分類すると整理しやすい。
気持ちを落ち着け、不安や興奮をやわらげる『トランキライザー(精神安定剤)』、より深い鎮静(眠気)をもたらす『鎮静薬』、痛みを抑える『鎮痛薬』、そして意識を完全に消す『麻酔薬』である。
実際の全身麻酔では、1つの薬を大量に使うのではなく、鎮静・鎮痛・筋弛緩などの作用をもつ薬を組み合わせ、それぞれを少量で効かせる『バランス麻酔』が基本となる。
これにより、1つの薬の副作用を抑えつつ、安全に必要な効果を得ることができる。