1麻酔・鎮静の基礎
鎮静は意識をある程度落として処置をしやすくするもの、全身麻酔は意識を完全に消し痛みも感じなくするもの、局所麻酔は体の一部の痛みを伝わらなくするもの。作用の異なる薬を組み合わせるバランス麻酔が基本。
麻酔や鎮静は、検査や手術を、動物に苦痛を与えず安全に行うために用いられる。
鎮静は、意識をある程度落として動物を落ち着かせ、処置をしやすくするもので、浅いものから深いものまで段階がある。
全身麻酔は、意識を完全に消し(鎮静)、痛みを感じなくし(鎮痛)、体の力を抜く(筋弛緩)状態をつくり、手術などを可能にする。
局所麻酔は、体の一部だけ痛みの伝わりを止めるものである。
現在は、1つの薬を大量に使うのではなく、鎮静・鎮痛・筋弛緩などの作用をもつ薬を組み合わせ、それぞれを少量で効かせるバランス麻酔の考え方が基本になっている。