[{"data":1,"prerenderedAt":-1},["ShallowReactive",2],{"lesson-nursing-acidbase":3,"learn-categories":53},{"id":4,"category_id":5,"slug":6,"title":7,"summary":8,"sort_order":4,"is_published":9,"sections":10,"question_ids":43,"created_at":52},84,2,"nursing-acidbase","酸塩基平衡と血液ガスの基礎","血液のpHは7.4前後（7.35〜7.45）という狭い範囲に保たれている。これが酸性側（pH低下＝アシデミア）に傾くか、アルカリ性側（pH上昇＝アルカレミア）に傾くか、そしてその原因が呼吸（二酸化炭素＝PaCO2）にあるのか代謝（重炭酸イオン＝HCO3⁻）にあるのかを区別する考え方を、血液ガス分析の読み方とあわせて学ぶ。",true,[11,20,26,31,37],{"id":12,"sort_order":13,"heading":14,"key_point":15,"body":16,"figure_svg":17,"figure_url":18,"figure_caption":19},475,0,"血液pHは7.4前後に保たれている","体の細胞や酵素が正常に働くには、血液のpHが一定に保たれている必要がある。正常範囲はおよそ7.35〜7.45（中央が約7.4）。この範囲を保とうとするしくみ全体を『酸塩基平衡』という。","体の中の酵素や細胞は、決まった酸性・アルカリ性の度合い（pH）でいちばんよく働く。そのため、血液のpHはごく狭い範囲に保たれている。血液pHの正常範囲はおよそ7.35〜7.45で、中央の約7.4が基準となる。7はちょうど中性で、それより大きいほどアルカリ性、小さいほど酸性である。血液はわずかにアルカリ性に保たれている。このpHを一定に保とうとする体のしくみ全体を『酸塩基平衡（さんえんきへいこう）』という。体は、血液中の緩衝物質（重炭酸など）、肺からの二酸化炭素の排出、腎臓での酸・重炭酸の調整という3つの方法で、pHが大きくずれないように調節している。病気やショック、呼吸の異常などでこのバランスが崩れると、pHが基準からずれて全身に影響が出る。","\u003Csvg viewBox=\"0 0 720 348\" xmlns=\"http:\u002F\u002Fwww.w3.org\u002F2000\u002Fsvg\" role=\"img\" aria-label=\"呼吸性・代謝性とアシドーシス・アルカローシスを組み合わせた酸塩基異常の2×2分類図\">\n  \u003Crect x=\"0\" y=\"0\" width=\"720\" height=\"348\" fill=\"#FBFBFA\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"15\" y=\"30\" font-size=\"14\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">酸塩基異常の4分類（呼吸性・代謝性 × アシドーシス・アルカローシス）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"15\" y=\"44\" width=\"90\" height=\"38\" fill=\"#F0F1F3\" stroke=\"#9AA0A6\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"61\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">原因＼傾き\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"75\" font-size=\"10\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">↓ ／ →\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"110\" y=\"44\" width=\"295\" height=\"38\" fill=\"#FCEEEC\" stroke=\"#E0533F\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"257\" y=\"63\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#E0533F\" text-anchor=\"middle\">アシドーシス\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"257\" y=\"77\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">酸性に傾ける病態\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"410\" y=\"44\" width=\"295\" height=\"38\" fill=\"#ECF1FC\" stroke=\"#3F73E0\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"557\" y=\"63\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#3F73E0\" text-anchor=\"middle\">アルカローシス\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"557\" y=\"77\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">アルカリ性に傾ける病態\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"15\" y=\"88\" width=\"90\" height=\"120\" fill=\"#F0F1F3\" stroke=\"#9AA0A6\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"138\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">呼吸性\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"158\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">PaCO2\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"176\" font-size=\"10\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">CO2＝酸\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"15\" y=\"213\" width=\"90\" height=\"120\" fill=\"#F0F1F3\" stroke=\"#9AA0A6\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"263\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">代謝性\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"283\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">HCO3⁻\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"301\" font-size=\"10\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">アルカリ（塩基）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"110\" y=\"88\" width=\"295\" height=\"120\" fill=\"#fff\" stroke=\"#E0533F\" stroke-width=\"1.5\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"122\" y=\"118\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#E0533F\">呼吸性アシドーシス\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"122\" y=\"142\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">PaCO2 が上がる（↑）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"122\" y=\"164\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">換気が低下してCO2がたまる\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"122\" y=\"186\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">→ 酸性に傾く\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"410\" y=\"88\" width=\"295\" height=\"120\" fill=\"#fff\" stroke=\"#3F73E0\" stroke-width=\"1.5\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"422\" y=\"118\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#3F73E0\">呼吸性アルカローシス\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"422\" y=\"142\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">PaCO2 が下がる（↓）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"422\" y=\"164\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">過呼吸でCO2を吐き出しすぎ\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"422\" y=\"186\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">→ アルカリ性に傾く\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"110\" y=\"213\" width=\"295\" height=\"120\" fill=\"#fff\" stroke=\"#E0533F\" stroke-width=\"1.5\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"122\" y=\"243\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#E0533F\">代謝性アシドーシス\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"122\" y=\"267\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">HCO3⁻ が下がる（↓）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"122\" y=\"289\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">HCO3⁻が減る／酸がたまる\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"122\" y=\"311\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">→ 酸性に傾く\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"410\" y=\"213\" width=\"295\" height=\"120\" fill=\"#fff\" stroke=\"#3F73E0\" stroke-width=\"1.5\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"422\" y=\"243\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#3F73E0\">代謝性アルカローシス\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"422\" y=\"267\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">HCO3⁻ が上がる（↑）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"422\" y=\"289\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">HCO3⁻が増える\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"422\" y=\"311\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\">→ アルカリ性に傾く\u003C\u002Ftext>\n\u003C\u002Fsvg>",null,"酸塩基異常は、原因が二酸化炭素（PaCO2）なら呼吸性、重炭酸イオン（HCO3⁻）なら代謝性に、傾く向きでアシドーシス（酸性）とアルカローシス（アルカリ性）に分けられ、組み合わせると4つになる。CO2は酸、HCO3⁻はアルカリ（塩基）として働く。",{"id":21,"sort_order":22,"heading":23,"key_point":24,"body":25,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},476,1,"アシデミアとアルカレミア（血液の傾き）","血液pHが7.35より低い（酸性に傾いた）状態をアシデミア（酸血症）、7.45より高い（アルカリ性に傾いた）状態をアルカレミア（アルカリ血症）という。これは『今、血液がどちらに傾いているか』という結果を表す言葉。","実際に測った血液のpHが、正常範囲からどちらにずれているかを表す言葉が、アシデミアとアルカレミアである。血液pHが7.35より低くなった（酸性側に傾いた）状態をアシデミア（酸血症）という。逆に、pHが7.45より高くなった（アルカリ性側に傾いた）状態をアルカレミア（アルカリ血症）という。ポイントは、アシデミア・アルカレミアは『今このときの血液のpHがどちらに傾いているか』という結果（状態）を示す言葉だということである。血液は同時に酸性とアルカリ性の両方に傾くことはできないため、アシデミアとアルカレミアが同時に存在することはない。覚え方としては、『pHが低い（数字が小さい）＝酸性＝アシデミア』『pHが高い（数字が大きい）＝アルカリ性＝アルカレミア』と、数字の大小で整理するとよい。",{"id":27,"sort_order":5,"heading":28,"key_point":29,"body":30,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},477,"アシドーシスとアルカローシス（傾けようとする病態）","アシドーシス・アルカローシスは、血液を酸性／アルカリ性に傾けようとする『病態（はたらき・過程）』を指す。アシドーシスは酸性に傾けようとする病態、アルカローシスはアルカリ性に傾けようとする病態。複数の病態が同時に存在することもある。","アシデミア・アルカレミアが『結果としての血液の傾き』を表すのに対し、アシドーシス・アルカローシスは、その傾きを生み出そうとする『病態（過程・はたらき）』を指す言葉である。血液を酸性に傾けようとする病態をアシドーシス、アルカリ性に傾けようとする病態をアルカローシスという。たとえば、酸がたまる病態（アシドーシス）が強ければ、結果として血液は酸性に傾き（アシデミア）、pHが下がる。重要なのは、アシドーシスとアルカローシスは『病態』なので、体の中で複数同時に起こりうるという点である（酸性に傾ける力とアルカリ性に傾ける力が同時に働くこともある）。一方、アシデミア・アルカレミアは結果なので同時には存在しない。血液ガスを読むときは、『今の血液の傾き（アシデミアかアルカレミアか）』と『それを起こしている病態（アシドーシスかアルカローシスか）』を分けて考えると理解しやすい。",{"id":32,"sort_order":33,"heading":34,"key_point":35,"body":36,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},478,3,"呼吸性（CO2）と代謝性（HCO3⁻）の区別","酸塩基の異常は、原因が二酸化炭素（PaCO2）の変化なら『呼吸性』、重炭酸イオン（HCO3⁻）の変化なら『代謝性』に分類する。CO2は酸として働き、HCO3⁻はアルカリ（塩基）として働く。","酸塩基平衡の異常は、その原因がどこにあるかで『呼吸性』と『代謝性』に分けられる。血液中の二酸化炭素（CO2、検査ではPaCO2＝動脈血二酸化炭素分圧）は、水にとけて酸として働く。CO2は肺の呼吸（換気）で調節されるため、CO2の変化が原因の異常を『呼吸性』という。重炭酸イオン（HCO3⁻）は、酸を打ち消すアルカリ（塩基）として働き、おもに腎臓や代謝で調節される。HCO3⁻の変化が原因の異常を『代謝性』という。組み合わせると4つになる。呼吸性アシドーシス（CO2が増えて酸性に傾く＝換気が低下したとき）、呼吸性アルカローシス（CO2が減ってアルカリ性に傾く＝過呼吸で吐き出しすぎたとき）、代謝性アシドーシス（HCO3⁻が減る、または酸がたまって酸性に傾く）、代謝性アルカローシス（HCO3⁻が増えてアルカリ性に傾く）である。『CO2は酸・呼吸性』『HCO3⁻はアルカリ・代謝性』という対応を押さえると、血液ガスの分類がしやすくなる。",{"id":38,"sort_order":39,"heading":40,"key_point":41,"body":42,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},479,4,"血液ガス分析の読み方と看護","血液ガス分析では、まずpHでアシデミアかアルカレミアかを判定し、次にPaCO2（呼吸性）とHCO3⁻（代謝性）のどちらがpHのずれを説明するかをみて、呼吸性か代謝性かを決める。看護では検体の正しい採取・取り扱いと、呼吸・循環状態の観察が大切。","血液ガス分析は、動脈血などを用いてpH・PaCO2・HCO3⁻・酸素の状態などを同時に測る検査で、酸塩基平衡や呼吸の状態を評価できる。読み方の基本は、①まずpHを見て、7.35未満ならアシデミア、7.45超ならアルカレミアと、血液の傾きを判定する。②次に、PaCO2（呼吸性の指標）とHCO3⁻（代謝性の指標）のどちらの変化がそのpHのずれを説明できるかをみて、呼吸性か代謝性かを決める、という順で考える。たとえば、pHが低く（アシデミア）、PaCO2が高ければ呼吸性アシドーシス、pHが低くHCO3⁻が低ければ代謝性アシドーシス、というように判断する。動物看護師の役割として、血液ガス用の検体は時間がたつと値が変わるため、採取後は速やかに測定する・空気が入らないようにするなど、正しい採取と取り扱いに注意する。また、呼吸の速さ・深さ、粘膜色、循環状態（ショックや脱水の有無）など、酸塩基平衡に影響する全身状態を観察し、異常を獣医師に報告することも重要である。",[44,45,46,47,48,49,50,51],385,386,387,388,389,390,391,392,"2026-07-28T12:02:18.891604",[54,58,61,64,68,73,78],{"id":22,"name":55,"icon":56,"color":57,"parent_id":18,"sort_order":22},"基礎動物学","🐾","#56A95C",{"id":5,"name":59,"icon":60,"color":57,"parent_id":18,"sort_order":5},"動物看護学","💉",{"id":33,"name":62,"icon":63,"color":57,"parent_id":18,"sort_order":33},"臨床動物学","🏥",{"id":39,"name":65,"icon":66,"color":67,"parent_id":18,"sort_order":39},"動物病理学","🔬","#EFA63C",{"id":69,"name":70,"icon":71,"color":72,"parent_id":18,"sort_order":69},5,"関連法規","📋","#9A7BC0",{"id":74,"name":75,"icon":76,"color":77,"parent_id":18,"sort_order":74},6,"愛護・適正飼養","🏠","#E08A9B",{"id":79,"name":80,"icon":81,"color":77,"parent_id":18,"sort_order":79},7,"実地問題","📷"]