[{"data":1,"prerenderedAt":-1},["ShallowReactive",2],{"lesson-laws-medical-records":3},{"id":4,"category_id":5,"slug":6,"title":7,"summary":8,"sort_order":4,"is_published":9,"sections":10,"question_ids":44,"created_at":53},141,5,"laws-medical-records","診療簿（カルテ）と放射線記録の保存","獣医師は、診療した動物について診療簿（カルテ）を作成し、一定期間保存する義務がある。保存期間は動物の種類で異なり、牛・水牛・鹿・めん羊・山羊は8年間、その他の動物は3年間。あわせて、エックス線量の記録は5年間保存することや、放射線を扱う従事者の被ばく限度など、診療記録・放射線管理に関わる決まりを整理する。",true,[11,18,26,32,38],{"id":12,"sort_order":13,"heading":14,"key_point":15,"body":16,"figure_svg":17,"figure_url":17,"figure_caption":17},781,0,"診療簿（カルテ）とは","診療簿（カルテ）は、獣医師が診療した動物について、その内容を記録した書類。獣医師法により、獣医師には診療簿を作成し、必要事項を記載して、一定期間保存する義務がある。死んだ動物を検案した記録は『検案簿』という。","診療簿（カルテ）は、獣医師が動物を診療したときに、その経過や内容を記録しておく書類である。獣医師法により、獣医師は診療をした場合、診療簿に必要な事項を記載し、これを一定期間保存しなければならないと定められている。記載するおもな事項には、動物の種類・飼い主の住所氏名・診療の年月日・病名や主要症状・処置や処方などがある。また、死んだ動物を診て死因などを調べること（検案）を行った場合の記録は『検案簿』と呼ばれ、診療簿と同様に保存の対象となる。これらの記録は、その後の診療の参考になるだけでなく、感染症の発生時の調査や、診療をめぐるトラブルの際の証拠としても重要な意味をもつ。近年は、一定の要件を満たせば、紙ではなく電子的に記録・保存する『電子カルテ』も認められている。",null,{"id":19,"sort_order":20,"heading":21,"key_point":22,"body":23,"figure_svg":24,"figure_url":17,"figure_caption":25},782,1,"診療簿の保存期間（8年と3年）","診療簿・検案簿の保存期間は動物の種類で異なる。牛・水牛・鹿・めん羊・山羊については8年間、その他の動物（犬・猫など）については3年間。牛などが8年と長いのは、牛海綿状脳症（BSE）の潜伏期間が長いことを考慮しているため。","診療簿・検案簿の保存期間は、対象となる動物の種類によって2つに分かれる。牛・水牛・鹿・めん羊・山羊については、8年間の保存が必要である。それ以外のその他の動物（犬・猫・小動物など）については、3年間の保存が必要である。牛などの保存期間が8年間と長く定められているのは、牛海綿状脳症（BSE、いわゆる狂牛病）など潜伏期間の長い病気を考慮しているためである。長く記録を残すことで、後から発生した病気の追跡（さかのぼっての調査）ができるようにしている。保存期間を数える起算日（数え始める日）は、その動物に対する一連の診療が終了した日である。『牛・水牛・鹿・めん羊・山羊＝8年、その他（犬猫など）＝3年』と、大動物（反芻獣など）が長いと整理して覚えるとよい。","\u003Csvg viewBox=\"0 0 720 328\" xmlns=\"http:\u002F\u002Fwww.w3.org\u002F2000\u002Fsvg\" role=\"img\" aria-label=\"診療記録などの保存期間の一覧表。診療簿・検案簿は牛など8年・その他3年、エックス線量の記録と放射性医薬品の投与記録は5年。\">\n  \u003Crect width=\"720\" height=\"328\" fill=\"#FBFBFA\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"360\" y=\"26\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"16\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">記録の保存期間（獣医師法・放射線関係）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"24\" y=\"44\" width=\"480\" height=\"32\" rx=\"6\" fill=\"#2B2B2B\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"40\" y=\"65\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#fff\">記録の種類\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"512\" y=\"44\" width=\"184\" height=\"32\" rx=\"6\" fill=\"#2B2B2B\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"604\" y=\"65\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#fff\">保存期間\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"24\" y=\"82\" width=\"480\" height=\"56\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#C9CDD2\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"40\" y=\"106\" font-size=\"11.5\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">診療簿・検案簿\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"40\" y=\"126\" font-size=\"10.5\" fill=\"#444\">牛・水牛・鹿・めん羊・山羊\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"512\" y=\"82\" width=\"184\" height=\"56\" rx=\"6\" fill=\"#FBEAE7\" stroke=\"#E0533F\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"604\" y=\"116\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"20\" font-weight=\"bold\" fill=\"#B23A2A\">8年\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"24\" y=\"144\" width=\"480\" height=\"52\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#C9CDD2\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"40\" y=\"168\" font-size=\"11.5\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">診療簿・検案簿\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"40\" y=\"187\" font-size=\"10.5\" fill=\"#444\">その他の動物（犬・猫・小動物など）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"512\" y=\"144\" width=\"184\" height=\"52\" rx=\"6\" fill=\"#EAF1FB\" stroke=\"#3F73E0\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"604\" y=\"178\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"20\" font-weight=\"bold\" fill=\"#1F4FA8\">3年\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"24\" y=\"202\" width=\"480\" height=\"44\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#C9CDD2\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"40\" y=\"229\" font-size=\"11.5\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">エックス線量の測定記録\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"512\" y=\"202\" width=\"184\" height=\"44\" rx=\"6\" fill=\"#EAF5F3\" stroke=\"#2A8A7E\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"604\" y=\"231\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"18\" font-weight=\"bold\" fill=\"#1F7468\">5年\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"24\" y=\"252\" width=\"480\" height=\"44\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#C9CDD2\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"40\" y=\"279\" font-size=\"11.5\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">放射性医薬品の投与記録\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"512\" y=\"252\" width=\"184\" height=\"44\" rx=\"6\" fill=\"#EAF5F3\" stroke=\"#2A8A7E\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"604\" y=\"281\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"18\" font-weight=\"bold\" fill=\"#1F7468\">5年\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"24\" y=\"316\" font-size=\"9.5\" fill=\"#8A8F94\">※ 牛などが8年と長いのはBSEなど潜伏の長い病気に配慮。起算日＝一連の診療が終了した日。従事者の被ばく限度＝5年で100mSv・年50mSv。\u003C\u002Ftext>\n\u003C\u002Fsvg>","記録の保存期間。診療簿・検案簿は動物の種類で分かれ、牛・水牛・鹿・めん羊・山羊＝8年、その他（犬・猫など）＝3年。エックス線量の測定記録と放射性医薬品の投与記録は5年。牛などが8年と長いのはBSEなど潜伏期間の長い病気に配慮したもの。起算日は一連の診療が終了した日。放射線診療従事者の被ばく限度は5年で100mSv・年間50mSv（年平均20mSv）。",{"id":27,"sort_order":28,"heading":29,"key_point":30,"body":31,"figure_svg":17,"figure_url":17,"figure_caption":17},783,2,"エックス線量の記録の保存（5年）","動物の診療施設でエックス線（レントゲン）装置を使うときは、放射線の管理が必要。エックス線量の測定記録は5年間保存することが求められる。診療動物への放射性医薬品の投与記録も5年間保存する。","動物病院などの診療施設でエックス線（レントゲン）装置を使う場合、人や動物への放射線の影響を管理するためのルールがある（獣医療法など）。施設では、エックス線装置を設置したらエックス線量（実効線量など）を測定し、その記録を残す。このエックス線量の記録は、5年間保存することが求められている。同様に、核医学検査・治療などで診療動物に放射性医薬品を投与した場合、その投与記録も5年間保存することが定められている。診療簿（カルテ）の保存期間（3年または8年）とは別に、放射線関係の記録は5年間という点を区別して覚えておく。これらの記録は、放射線が適切に管理されていることを確認し、過剰な被ばくを防ぐために重要である。",{"id":33,"sort_order":34,"heading":35,"key_point":36,"body":37,"figure_svg":17,"figure_url":17,"figure_caption":17},784,3,"放射線従事者の被ばく管理","エックス線などの放射線を扱う従事者（放射線診療従事者）には、被ばく線量の限度が定められている。実効線量は『5年間で100mSv、かつ年間50mSvを超えない（年平均20mSv）』が基本。防護衣の着用や記録などで被ばくを最小限にする。","エックス線撮影などで放射線を扱う人（放射線診療従事者）は、自分自身が浴びる放射線（被ばく）を一定の限度内に抑えなければならない。被ばく線量の限度は、実効線量で『5年間で100mSv（ミリシーベルト）、かつどの1年間も50mSvを超えない』が基本とされ、平均すると年20mSvにあたる。被ばくを減らすための原則として、放射線源からの距離をとる・遮へい（防護衣・防護ついたて）を使う・照射時間を短くする、といった工夫がある。撮影の介助では、防護衣（プロテクター）・甲状腺カラー・防護手袋を着用する。また、従事者の被ばく線量を測定・記録して管理することも重要である。動物看護師も撮影介助で放射線に関わるため、自分と周囲の被ばくを減らす意識と、不要な再撮影を避ける正確な介助が求められる。",{"id":39,"sort_order":40,"heading":41,"key_point":42,"body":43,"figure_svg":17,"figure_url":17,"figure_caption":17},785,4,"記録の保存と動物看護","診療簿（3年／牛等8年）・検案簿、エックス線量の記録（5年）など、記録ごとに保存期間が決まっている。看護では、正確な記録の作成・整理、保存期間に応じた管理、個人情報・診療情報の適切な取り扱い（守秘）を支えることが役割。","ここまでの保存期間を整理すると、診療簿・検案簿は『その他の動物3年／牛・水牛・鹿・めん羊・山羊8年』、エックス線量や放射性医薬品投与の記録は『5年』である。動物看護師は、診療の内容を正確に記録に残すことや、検査画像・記録の整理を補助し、定められた期間きちんと保存・管理できるよう支える役割を担う。また、診療記録には飼い主や動物の情報が含まれるため、外部に漏らさない（守秘・個人情報の保護）配慮も欠かせない。正確で適切に保存された記録は、継続的な診療の質を高め、感染症調査やトラブル時の説明にも役立つ。『どの記録を、どれだけの期間、どのように保存・管理するか』を理解しておくことが大切である。",[45,46,47,48,49,50,51,52],829,830,831,832,833,834,835,836,"2026-07-28T12:02:18.891604"]