[{"data":1,"prerenderedAt":-1},["ShallowReactive",2],{"lesson-infection-basics":3},{"id":4,"category_id":5,"slug":6,"title":7,"summary":8,"sort_order":4,"is_published":9,"sections":10,"question_ids":43,"created_at":50},170,3,"infection-basics","感染症の成立と感染経路","感染症が成立するには、感染源・感染経路・感受性宿主の3つがそろう必要がある。感染しても発症しない不顕性感染、感染から発症までの潜伏期、症状がないのに病原体をもつキャリア、抵抗力が落ちたときに弱い微生物で起こる日和見感染、そして水平感染（接触・飛沫・空気・媒介）と垂直感染（母子感染）の分類を、図ではなく文章で読んで学ぶ。",true,[11,20,26,32,37],{"id":12,"sort_order":13,"heading":14,"key_point":15,"body":16,"figure_svg":17,"figure_url":18,"figure_caption":19},932,0,"感染成立の3要素","感染症が成立するには、①感染源（病原体）、②感染経路、③感受性のある宿主（感染を受ける個体）の3つがそろう必要がある。逆に、このうちどれか1つを断てば感染は防げる（感染対策の基本）。","感染症は、病原体が宿主の体に侵入して増え、害を及ぼすことで起こる。感染が成立するには、3つの要素がそろう必要がある。1つめは感染源（病原体）で、ウイルス・細菌などの病原体やそれを出す動物・物である。2つめは感染経路で、病原体が宿主に届くまでの道すじである。3つめは感受性のある宿主（感染を受ける個体）で、その病原体に対する抵抗力（免疫）が十分でない動物である。この3つのどれか1つでも断ち切れば感染は成立しないため、『感染源を断つ・感染経路を断つ・宿主の抵抗力を高める』が感染対策の基本になる。","\u003Csvg viewBox=\"0 0 720 230\" xmlns=\"http:\u002F\u002Fwww.w3.org\u002F2000\u002Fsvg\" role=\"img\" aria-label=\"感染成立の3要素の連鎖図。感染源（病原体）から感染経路を通って感受性のある宿主に届くと感染が成立し、どれか1つを断てば成立しない。\">\n  \u003Crect x=\"0\" y=\"0\" width=\"720\" height=\"230\" fill=\"#FBFBFA\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"360\" y=\"30\" font-size=\"14\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\" font-weight=\"bold\">感染成立の3要素\u003C\u002Ftext>\n  \u003C!-- 感染源 -->\n  \u003Crect x=\"24\" y=\"55\" width=\"190\" height=\"80\" rx=\"8\" fill=\"#fff\" stroke=\"#E3B3B0\"\u002F>\n  \u003Crect x=\"24\" y=\"55\" width=\"190\" height=\"24\" rx=\"8\" fill=\"#F6E7E6\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"119\" y=\"72\" font-size=\"12\" fill=\"#B4524D\" text-anchor=\"middle\" font-weight=\"bold\">① 感染源（病原体）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"119\" y=\"100\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">ウイルス・細菌などの\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"119\" y=\"117\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">病原体やそれを出す動物・物\u003C\u002Ftext>\n  \u003C!-- 感染経路 -->\n  \u003Crect x=\"265\" y=\"55\" width=\"190\" height=\"80\" rx=\"8\" fill=\"#fff\" stroke=\"#B4D3BC\"\u002F>\n  \u003Crect x=\"265\" y=\"55\" width=\"190\" height=\"24\" rx=\"8\" fill=\"#E7F2EB\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"360\" y=\"72\" font-size=\"12\" fill=\"#3F7E52\" text-anchor=\"middle\" font-weight=\"bold\">② 感染経路\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"360\" y=\"100\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">病原体が宿主に\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"360\" y=\"117\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">届くまでの道すじ\u003C\u002Ftext>\n  \u003C!-- 感受性のある宿主 -->\n  \u003Crect x=\"506\" y=\"55\" width=\"190\" height=\"80\" rx=\"8\" fill=\"#fff\" stroke=\"#B3C4DF\"\u002F>\n  \u003Crect x=\"506\" y=\"55\" width=\"190\" height=\"24\" rx=\"8\" fill=\"#E7EEF7\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"601\" y=\"72\" font-size=\"12\" fill=\"#3E5C86\" text-anchor=\"middle\" font-weight=\"bold\">③ 感受性のある宿主\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"601\" y=\"100\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">抵抗力（免疫）が\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"601\" y=\"117\" font-size=\"11\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">十分でない個体\u003C\u002Ftext>\n  \u003C!-- 矢印 -->\n  \u003Cdefs>\n    \u003Cmarker id=\"ah\" viewBox=\"0 0 10 10\" refX=\"8\" refY=\"5\" markerWidth=\"7\" markerHeight=\"7\" orient=\"auto-start-reverse\">\n      \u003Cpath d=\"M0,0 L10,5 L0,10 z\" fill=\"#9AA0A6\"\u002F>\n    \u003C\u002Fmarker>\n  \u003C\u002Fdefs>\n  \u003Cline x1=\"216\" y1=\"95\" x2=\"263\" y2=\"95\" stroke=\"#9AA0A6\" stroke-width=\"2\" marker-end=\"url(#ah)\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"457\" y1=\"95\" x2=\"504\" y2=\"95\" stroke=\"#9AA0A6\" stroke-width=\"2\" marker-end=\"url(#ah)\"\u002F>\n  \u003C!-- 断てば成立しない -->\n  \u003Crect x=\"120\" y=\"170\" width=\"480\" height=\"40\" rx=\"20\" fill=\"#fff\" stroke=\"#9AA0A6\" stroke-dasharray=\"5 4\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"360\" y=\"195\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">どれか1つを断ち切れば感染は成立しない（感染対策の基本）\u003C\u002Ftext>\n\u003C\u002Fsvg>",null,"感染源（病原体）・感染経路・感受性のある宿主の3つがそろって感染が成立する。逆に、このうちどれか1つを断てば感染は防げる。",{"id":21,"sort_order":22,"heading":23,"key_point":24,"body":25,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},933,1,"感染の経過（不顕性感染・潜伏期・キャリア）","不顕性感染は、感染しても症状（発症）が現れないこと。潜伏期は、感染してから発症するまでの期間。キャリア（健康保菌動物）は、症状がないのに体内に病原体をもち、感染源になりうる動物のこと。","感染しても、必ず発症する（症状が出る）とは限らない。感染しても症状が現れないものを不顕性感染という。本人（動物）は元気でも、体内に病原体をもっていることがある。感染してから症状が出るまでの期間を潜伏期という。潜伏期の長さは病原体によって異なる。症状がないのに体内に病原体を保有している動物を、キャリア（健康保菌動物・無症状病原体保有者）という。キャリアは、自分は発症していなくても、ほかの動物への感染源になりうるため、感染対策上とくに注意が必要である。",{"id":27,"sort_order":28,"heading":29,"key_point":30,"body":31,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},934,2,"日和見感染","日和見感染は、ふだんは病原性のない微生物（常在細菌など）が、宿主の抵抗力（免疫）が低下したときに病気を引き起こすこと。高齢・幼齢、重い病気、免疫抑制薬の使用などで起こりやすい。","私たちや動物の体には、ふだんは害を起こさない常在細菌などの微生物がたくさんすみついている。これらは健康なときは病気を起こさないが、宿主動物の抵抗力（免疫）が低下すると、それに乗じて病気を引き起こすことがある。このような感染を日和見感染（ひよりみかんせん）という。高齢や幼齢の動物、重い病気をかかえる動物、免疫を抑える薬（ステロイドや抗がん剤など）を使っている動物などで起こりやすい。ふだんは弱い微生物が原因になるため、抵抗力が落ちた動物の感染管理では、こうした日和見感染にも注意する。",{"id":33,"sort_order":5,"heading":34,"key_point":35,"body":36,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},935,"水平感染（接触・飛沫・空気・媒介）","水平感染は、感染源から周囲の個体へ横方向に広がる感染。接触感染（直接・間接の接触）、飛沫感染（くしゃみ・せきのしぶき）、空気感染（飛沫核が空気中を漂う）、媒介感染（蚊・ノミ・ダニなどの生物や、水・食物を介する）の4つに大きく分けられる。","感染経路は、大きく水平感染と垂直感染に分けられる。水平感染は、感染源（感染した動物や汚染された物）から、周囲のほかの個体へ横方向に広がる感染である。おもに4つに分けられる。接触感染は、感染源に直接さわる、または汚染された物（食器・手・器具など）を介してうつるもの。飛沫感染は、くしゃみやせきで飛ぶ、病原体を含む水のしぶき（飛沫）を吸い込んでうつるもの。空気感染は、飛沫の水分が乾いた小さな粒（飛沫核）が空気中を漂い、それを吸い込んでうつるもの。媒介感染は、蚊・ノミ・マダニなどの生物（ベクター）や、汚染された水・食物などを介してうつるものである。",{"id":38,"sort_order":39,"heading":40,"key_point":41,"body":42,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},936,4,"垂直感染（母子感染）","垂直感染は、母親から子へ伝わる母子感染。経胎盤感染（妊娠中に胎盤を通じて）、経産道感染（分娩時に産道で）、経母乳感染（授乳で母乳を介して）の経路がある。","垂直感染は、母親から子へと縦方向に（世代をこえて）伝わる感染で、いわゆる母子感染である。経路には主に3つがある。経胎盤感染は、妊娠中に、胎盤を通じて母から胎子へ病原体が伝わるもの。経産道感染は、出産（分娩）のときに、産道を通る際に病原体が子に伝わるもの。経母乳感染は、授乳によって、母乳を介して病原体が子に伝わるものである。水平感染が『周囲の個体どうし』で広がるのに対し、垂直感染は『母から子へ』という点で区別する。",[44,45,46,47,48,49],1051,1052,1053,1054,1055,1056,"2026-07-28T12:02:18.891604"]