動物の妊娠期間(イヌ・ネコ・小動物の比較)

動物によって大きく異なる妊娠期間を、イヌ・ネコ(約63日)、ハムスター(約16日と最短クラス)、モルモット(約59〜72日)、チンチラ(約112日)、ウサギ(約1か月)と比較して覚える。モルモットやチンチラの妊娠期間が長いのは、生まれたときに目が開き毛も生えそろった『早成性』だから、という理由も合わせて理解する。

1妊娠期間とは(イヌ・ネコ)

妊娠期間は交配(受精)から出産までの日数で、動物の種類によって大きく異なる。イヌ・ネコはともに約63日(約2か月)で、イヌはおよそ58〜68日、ネコはおよそ65日(63〜65日)。

イヌとネコの妊娠期間はともに約63日(約2か月)でよく似ている。より細かくはイヌが58〜68日、ネコが63〜65日である。

妊娠期間とは、交配(受精)してから出産するまでの日数のことで、動物の種類によって大きく異なる。

もっとも身近なイヌとネコは、ともに約63日(約2か月)でよく似ている。

より細かくは、イヌはおよそ58〜68日、ネコはおよそ65日(63〜65日)とされる。

『イヌ・ネコは交配からおよそ2か月で出産する』とまとめて覚えておくとよい。

以下では、これを基準に、ハムスター・モルモット・チンチラ・ウサギといった小動物の妊娠期間と比べていく。

2ハムスター(最も短いグループ)

ゴールデンハムスターの妊娠期間はおよそ16日で、ペットの中でも最も短いグループ。短い妊娠期間で、未熟な(目も開いていない)状態の子をたくさん産むのが特徴。

ゴールデンハムスターの妊娠期間は、およそ16日(16〜18日ほど)で、ペットとして飼われる動物の中でも最も短いグループに入る。

ハムスターは、短い妊娠期間で、目も開いておらず毛もまばらな未熟な状態の子を、一度にたくさん産む。

このように、未熟な状態で生まれて親の世話を多く必要とするタイプを『晩成性(ばんせいせい)』という。

妊娠期間が短いぶん、生まれた子はまだ十分に育っておらず、出生後にしっかり成長していく。

3モルモットとチンチラ(長いグループ=早成性)

モルモットはおよそ59〜72日、チンチラはおよそ112日と、小動物のわりに妊娠期間がとても長い。これは、生まれたときにすでに目が開き、毛も生えそろい、歩ける『早成性』の状態で産まれるため。お腹の中でよく育ってから生まれる。

同じげっ歯類でも、モルモットとチンチラは妊娠期間がとても長い。

モルモットの妊娠期間はおよそ59〜72日、チンチラはおよそ112日(約111〜112日)にもなる。

これは、モルモットやチンチラの子が、生まれたときにすでに目が開き、毛も生えそろい、自分で歩き回れる状態(早成性)で産まれるためである。

つまり、お腹の中で十分に育ってから生まれるので、妊娠期間が長くなる。

ハムスター(晩成性で短い)と、モルモット・チンチラ(早成性で長い)を対比して覚えるとよい。

4ウサギ(約1か月)

ウサギの妊娠期間はおよそ1か月(約30日)。ウサギは交尾の刺激で排卵する交尾排卵動物で、繁殖力が高い。

ウサギの妊娠期間は、およそ1か月(約30日、28〜36日ほど)である。

イヌ・ネコ(約2か月)の半分ほどの長さで、ハムスターよりは長く、モルモット・チンチラよりはずっと短い。

ウサギは交尾の刺激によって排卵が起こる交尾排卵(誘起排卵)動物で、短い妊娠期間で多くの子を産むため、繁殖力が高いことで知られる。

5妊娠期間の比較とまとめ

短い順におおよそ、ハムスター(約16日)<ウサギ(約1か月)<イヌ・ネコ(約63日=約2か月)<モルモット(約59〜72日)<チンチラ(約112日)。早成性(モルモット・チンチラ)は長く、晩成性(ハムスター)は短い。

ここまでの妊娠期間を、短い順におおまかに並べると次のようになる。

ハムスター(約16日)→ ウサギ(約1か月=約30日)→ イヌ・ネコ(約63日=約2か月)→ モルモット(約59〜72日)→ チンチラ(約112日)。

(モルモットとイヌ・ネコは近い長さで、モルモットがやや長めになることが多い。

)ポイントは、生まれたときに目が開いて毛も生えそろう早成性のモルモット・チンチラは妊娠期間が長く、未熟な状態で生まれる晩成性のハムスターは短い、という関係である。

数字を丸暗記するだけでなく、『早成性は長い・晩成性は短い』という理由とセットで覚えると忘れにくい。

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