1発達段階の全体像(胎生期〜若齢期)
要点行動発達は段階を追って進む。①胎生期(母体内)②新生子期(生後〜約2週、反射中心・排泄は親の刺激が必要)③移行期(約2〜3週、目や耳が開き自力排泄が可能に)④社会化期(イヌ約3〜12週/ネコ約2〜7週、性格の土台が決まる最重要期)⑤若齢期(社会化期後〜性成熟・約1歳まで)。
イヌ・ネコの行動は生まれてすぐに完成しているわけではなく、決まった段階(ステージ)を順に経て発達していく。
【①胎生期】母体内(子宮内)の時期。
出生前のこの段階から感覚の発達が始まっているとされる。
【②新生子期】生後から約2週齢まで。
行動の多くは反射(吸啜反射など)で成り立ち、自分では体温調節や排泄ができず、排泄は母親が会陰部をなめる刺激によって促される。
目(眼瞼)や耳道はまだ閉じている。
【③移行期】おおよそ生後2〜3週齢。
目や耳が開いて外界の刺激を受け取り始め、よちよち歩きや自力での排泄ができるようになる、新生子期から社会化期への橋渡しの時期。
【④社会化期】イヌでおよそ生後3〜12週、ネコでおよそ生後2〜7週。
人・他の動物・音・環境に慣れ、その後の性格(気質)の土台が決まる最も重要な時期。
【⑤若齢期(若年期)】社会化期が終わってから性成熟(おおむね1歳前後)までの時期。
小型犬では1歳ごろ、大型犬ではそれより遅く性成熟を迎える。