[{"data":1,"prerenderedAt":-1},["ShallowReactive",2],{"lesson-clinical-urology":3},{"id":4,"category_id":5,"slug":6,"title":7,"summary":8,"sort_order":4,"is_published":9,"sections":10,"question_ids":43,"created_at":48},54,3,"clinical-urology","泌尿器の病気（各論）","イヌ・ネコの泌尿器の病気を、症状の見方から代表的な病気、検査と看護までを学ぶ。泌尿器疾患のサイン、高齢ネコに多い慢性腎臓病、尿石症と下部尿路疾患、緊急の雄ネコの尿道閉塞、そして検査と看護のポイントを、図ではなく文章で読んで理解する。",true,[11,20,26,32,37],{"id":12,"sort_order":13,"heading":14,"key_point":15,"body":16,"figure_svg":17,"figure_url":18,"figure_caption":19},295,0,"泌尿器疾患のサイン","多飲多尿、頻尿・血尿・排尿時の痛み、トイレに行くのに尿が出ない、尿の色や量・においの変化などがサイン。とくに『尿が全く出ない』は命に関わる緊急事態である。","泌尿器は、血液から老廃物をこして尿をつくり、ためて排出する器官系である。その病気のサインには、水をたくさん飲み尿が多くなる多飲多尿、何度もトイレに行く頻尿、血の混じった尿（血尿）、排尿時に痛がる、不適切な場所での排尿、尿の色・量・においの変化などがある。なかでも、トイレで何度もいきむのに尿が出ない・全く出ていないという状態は、尿道がつまっている可能性があり、短時間で命に関わる緊急事態である。飲水量や尿の量・回数・色を観察することが、泌尿器の病気の早期発見につながる。","\u003Csvg viewBox=\"0 0 720 452\" xmlns=\"http:\u002F\u002Fwww.w3.org\u002F2000\u002Fsvg\" role=\"img\" aria-label=\"泌尿器の部位（腎臓・尿管・膀胱・尿道）と代表的な病気の対応図\">\n  \u003Crect x=\"0\" y=\"0\" width=\"720\" height=\"452\" fill=\"#FBFBFA\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"24\" y=\"30\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"15\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">泌尿器の部位と代表的な病気\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"24\" y=\"48\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11\" fill=\"#6B6F76\">腎臓でつくられた尿は 尿管 → 膀胱 → 尿道 の順に運ばれ、体外へ排出される\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003C!-- 腎臓 -->\n  \u003Cellipse cx=\"100\" cy=\"100\" rx=\"19\" ry=\"27\" fill=\"#fff\" stroke=\"#C0562E\" stroke-width=\"2\"\u002F>\n  \u003Cellipse cx=\"155\" cy=\"100\" rx=\"19\" ry=\"27\" fill=\"#fff\" stroke=\"#C0562E\" stroke-width=\"2\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"128\" y=\"147\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#C0562E\" text-anchor=\"middle\">腎臓\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003C!-- 尿管 -->\n  \u003Cpath d=\"M100 125 Q96 195 126 236\" fill=\"none\" stroke=\"#9AA0A6\" stroke-width=\"2\"\u002F>\n  \u003Cpath d=\"M155 125 Q159 195 134 236\" fill=\"none\" stroke=\"#9AA0A6\" stroke-width=\"2\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"60\" y=\"198\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11\" fill=\"#6B6F76\">尿管\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003C!-- 膀胱 -->\n  \u003Cellipse cx=\"130\" cy=\"262\" rx=\"36\" ry=\"28\" fill=\"#fff\" stroke=\"#2E6EA6\" stroke-width=\"2\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"130\" y=\"267\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2E6EA6\" text-anchor=\"middle\">膀胱\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003C!-- 尿道 -->\n  \u003Crect x=\"122\" y=\"289\" width=\"16\" height=\"72\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#7A4FA3\" stroke-width=\"2\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"104\" y=\"333\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#7A4FA3\" text-anchor=\"end\">尿道\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003C!-- コネクタ -->\n  \u003Cline x1=\"176\" y1=\"100\" x2=\"292\" y2=\"104\" stroke=\"#C0562E\" stroke-width=\"1.5\" stroke-dasharray=\"4 3\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"166\" y1=\"250\" x2=\"306\" y2=\"230\" stroke=\"#2E6EA6\" stroke-width=\"1.5\" stroke-dasharray=\"4 3\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"140\" y1=\"330\" x2=\"306\" y2=\"384\" stroke=\"#7A4FA3\" stroke-width=\"1.5\" stroke-dasharray=\"4 3\"\u002F>\n\n  \u003C!-- 腎臓の病気カード -->\n  \u003Crect x=\"292\" y=\"62\" width=\"414\" height=\"86\" rx=\"8\" fill=\"#fff\" stroke=\"#D8A88F\" stroke-width=\"1.5\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"308\" y=\"85\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#C0562E\">腎臓：慢性腎臓病（CKD）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"308\" y=\"105\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">高齢ネコに非常に多い・進行性で不可逆\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"308\" y=\"123\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">多飲多尿 → 体重減少 → 尿毒症（嘔吐・貧血）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"308\" y=\"141\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">治療：リンを制限した療法食・輸液で進行をやわらげる\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003C!-- 下部尿路疾患グループ -->\n  \u003Crect x=\"292\" y=\"166\" width=\"414\" height=\"270\" rx=\"8\" fill=\"#fff\" stroke=\"#C9CDD2\" stroke-width=\"1.5\"\u002F>\n  \u003Crect x=\"292\" y=\"166\" width=\"414\" height=\"28\" rx=\"8\" fill=\"#EEF3F7\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"308\" y=\"185\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"12.5\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">下部尿路疾患（FLUTD）：膀胱・尿道の病気\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003Crect x=\"306\" y=\"202\" width=\"386\" height=\"58\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#BBD0E0\" stroke-width=\"1.5\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"320\" y=\"223\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2E6EA6\">尿石症（ストルバイト／シュウ酸カルシウム）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"320\" y=\"247\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">尿の成分が結晶・結石に。膀胱・尿道を傷つけ詰まらせる\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003Crect x=\"306\" y=\"270\" width=\"386\" height=\"64\" rx=\"6\" fill=\"#fff\" stroke=\"#BBD0E0\" stroke-width=\"1.5\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"320\" y=\"291\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2E6EA6\">膀胱炎・特発性膀胱炎（ネコ）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"320\" y=\"311\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">頻尿・血尿・排尿時の痛み\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"320\" y=\"329\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">ネコは検査で原因不明のことが多く、ストレスが関与\u003C\u002Ftext>\n\n  \u003Crect x=\"306\" y=\"344\" width=\"386\" height=\"80\" rx=\"6\" fill=\"#FCF3F0\" stroke=\"#E4B9AC\" stroke-width=\"1.5\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"320\" y=\"365\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"12.5\" font-weight=\"bold\" fill=\"#B5432A\">尿道閉塞【緊急】雄ネコに多い\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"320\" y=\"385\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">尿道が細く、結石・栓子で詰まりやすい\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"320\" y=\"403\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">尿が出ない → 急性腎不全・高カリウム血症 → 致死的\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"320\" y=\"421\" font-family=\"sans-serif\" font-size=\"11.5\" fill=\"#2B2B2B\">何度もいきむのに尿が出ない＝ただちに受診\u003C\u002Ftext>\n\u003C\u002Fsvg>",null,"腎臓・尿管・膀胱・尿道の各部位に、本文で扱う代表的な病気を対応づけた図。腎臓の慢性腎臓病（CKD）と、膀胱・尿道に生じる下部尿路疾患（FLUTD：尿石症・膀胱炎・特発性膀胱炎・尿道閉塞）を整理している。",{"id":21,"sort_order":22,"heading":23,"key_point":24,"body":25,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},296,1,"慢性腎臓病（CKD）","高齢ネコに非常に多く、腎臓の働きが徐々に・不可逆的に低下する病気。多飲多尿・体重減少・食欲不振から、進行すると老廃物がたまる尿毒症に至る。治療はリンを制限した食事療法や輸液などで進行をやわらげる。","慢性腎臓病（CKD）は、腎臓の働きが長い時間をかけて徐々に低下していく病気で、とくに高齢のネコに非常に多い。腎臓の組織は一度壊れると元に戻らないため、CKDは基本的に不可逆的で、進行性である。初期は多飲多尿や体重減少・食欲のむらなどがみられ、進行すると老廃物が体にたまって尿毒症となり、嘔吐・元気消失・貧血などが現れる。治療では、腎臓の負担を減らすリンを制限した食事療法（療法食）が中心となり、脱水に対する輸液（皮下輸液など）も行われる。完治は難しいが、早期からの管理で進行をやわらげ、生活の質を保つことを目指す。",{"id":27,"sort_order":28,"heading":29,"key_point":30,"body":31,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},297,2,"尿石症と下部尿路疾患（FLUTD）","尿中の成分が結晶・結石になる尿石症（ストルバイト、シュウ酸カルシウムなど）や、膀胱炎、原因のはっきりしない猫の特発性膀胱炎など、膀胱・尿道のトラブルをまとめて下部尿路疾患（FLUTD）と呼ぶ。食事・飲水管理が重要。","膀胱から尿道にかけての病気は、まとめて下部尿路疾患（FLUTD）と呼ばれる。尿石症は、尿の中の成分が結晶や結石（石）になる病気で、ストルバイトやシュウ酸カルシウムなどの種類がある。結石は膀胱や尿道を傷つけたり詰まらせたりする。膀胱炎では、頻尿・血尿・排尿時の痛みがみられる。ネコでは、検査をしても明らかな原因が見つからない特発性膀胱炎が多く、ストレスが関与すると考えられている。これらの予防・管理には、結石ができにくい食事（療法食）や、十分な飲水で尿を薄めること、ストレスの軽減などが重要である。",{"id":33,"sort_order":5,"heading":34,"key_point":35,"body":36,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},298,"雄ネコの尿道閉塞（緊急）","雄ネコは尿道が細く、結石や栓子で詰まりやすい。尿道が閉塞すると尿が出せなくなり、急性腎不全・高カリウム血症をきたして短時間で致死的になる。何度もいきむのに尿が出ない様子は、ただちに受診すべき緊急事態。","雄ネコは尿道が細く長いため、結晶や栓子（細胞や粘液のかたまり）で尿道が詰まりやすい。尿道が完全に閉塞すると、尿が出せなくなって膀胱や腎臓に圧がかかり、老廃物やカリウムが体にたまる。その結果、急性腎不全や高カリウム血症を起こし、高カリウム血症は重い不整脈から心停止に至るため、短時間で命に関わる。トイレで何度もいきむのに尿が出ない、苦しそうに鳴く、ぐったりするといった様子は、尿道閉塞を強く疑う緊急のサインで、ただちに受診が必要である。治療では、尿道カテーテルなどで閉塞を解除し、輸液や電解質の補正を行う。",{"id":38,"sort_order":39,"heading":40,"key_point":41,"body":42,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},299,4,"検査と看護","尿検査（比重・pH・結晶・潜血など）、血液検査（BUN・クレアチニン・SDMA・カリウム）、画像で評価する。看護では、採尿の補助、飲水を増やす工夫、療法食の管理、排尿の様子の観察、慢性腎臓病での在宅輸液の指導などを行う。","泌尿器の病気では、尿検査が基本となり、尿の濃さ（比重）、pH、結晶や細菌の有無、血液の混入（潜血）などを調べる。血液検査では、腎機能を反映するBUN・クレアチニン・SDMAや、危険な高値になりうるカリウムなどを確認する。X線や超音波で、結石や腎臓・膀胱の状態を評価する。採尿は、膀胱を直接針で刺す膀胱穿刺など目的に応じた方法があり、看護師が補助する。看護では、飲水量を増やす工夫（水飲み場を増やす、ウェットフードの活用など）、結石や腎臓に配慮した療法食の管理、排尿の回数・量・色の観察が重要である。慢性腎臓病では、在宅での皮下輸液の手技を飼い主に指導することもある。",[44,45,46,47],183,184,185,186,"2026-07-28T12:02:18.891604"]