1甲状腺ホルモンの基礎(T4・T3 と TSH)
甲状腺は全身の代謝(新陳代謝)を高めるホルモンを出す臓器。主なホルモンはT4(サイロキシン)とT3(トリヨードサイロニン)で、材料にヨウ素(ヨード)が必要。脳の下垂体から出る甲状腺刺激ホルモン(TSH)が、甲状腺にホルモンを出すよう促す。
甲状腺は、のどのあたりにある小さな臓器で、全身の代謝(新陳代謝)の速さを調節するホルモンを分泌する。
甲状腺ホルモンには、主にT4(サイロキシン)とT3(トリヨードサイロニン)の2つがあり、これらを作るには食事からとるヨウ素(ヨード)が材料として必要である。
甲状腺ホルモンは、いわば体のアクセルのような働きをもち、エネルギーの消費・熱の産生・心拍などを高める。
甲状腺の働きは、脳の下垂体から出る甲状腺刺激ホルモン(TSH)によってコントロールされている。
TSHが甲状腺を刺激してホルモンを出させ、血中の甲状腺ホルモンが増えると今度はTSHが抑えられる、という仕組み(フィードバック)でバランスが保たれている。
このホルモンが過剰になりすぎるのが甲状腺機能亢進症、足りなくなるのが甲状腺機能低下症である。