1療法食とは
療法食は、特定の病気の管理・治療の補助のために、栄養組成(ナトリウム・タンパク質・リン・ミネラルなど)を調整した食事。一般のフードと違い、獣医師の指示・診断のもとで、対象の病気に合わせて選んで与えるのが原則。自己判断で長期に与えるのは適切でない。
療法食(食事療法用の食事)とは、特定の病気の管理や治療の補助のために、栄養素の量やバランスを目的に合わせて調整した食事のことである。
一般の総合栄養食が『健康な動物の維持』を目的とするのに対し、療法食は『ある病気をもつ動物の状態を整える』ために、ナトリウム・タンパク質・リン・特定のミネラルなどを増減してつくられている。
そのため、療法食は獣医師の診断・指示のもとで、対象の病気に合ったものを選んで使うのが原則で、別の病気の動物や健康な動物に自己判断で長期に与えるのは適切でない。
動物看護師は、療法食の目的を理解し、飼い主に与え方や切り替え方(少しずつ混ぜて移行する)、続けることの大切さを説明する役割を担う。
以下、代表的な疾患でどの栄養素を制限・調整するかを整理する。