1ニキビダニ症(毛包虫・アカラス)とは
ニキビダニ(毛包虫・アカラス)は、毛包(毛穴の奥)にすむダニで、目では見えない。じつは健康な犬の皮膚にも少数が常在しており、ふつうは無害。若齢や、病気・免疫の低下などで数が異常に増えると、脱毛などの皮膚病(ニキビダニ症)を起こす。かゆみは比較的軽いが、細菌の二次感染(膿皮症)が加わると悪化する。
ニキビダニ(毛包虫、アカラス、デモデックス)は、毛包(毛穴の奥)の中にすむ細長いダニで、とても小さく目では見えない。
じつは、健康な犬の皮膚にも、ごく少数のニキビダニが常在しており、ふだんは悪さをしない。
ところが、子犬など免疫がまだ未熟なときや、病気・ステロイド・免疫の低下などで体の抵抗力が落ちると、ニキビダニが毛包の中で異常に増えてしまう。
増えすぎると、目のまわりや口のまわり、足先などに脱毛や赤み、フケなどの皮膚病(ニキビダニ症・毛包虫症)を起こす。
ニキビダニ症は、疥癬とちがってかゆみは比較的軽いことが多いが、毛包がダメージを受けて細菌の二次感染(膿皮症)が加わると、かゆみ・うみ・かさぶたが出て悪化する。
ニキビダニは常在のダニで、基本的に動物どうしでうつる病気ではない(母犬から授乳中の子犬に移る程度)点も、人や動物に広くうつる疥癬とのちがいである。