1寄生虫の基礎(内部寄生虫と外部寄生虫)
寄生虫は体内にすむ内部寄生虫(消化管・血液・心臓など)と、体表にすむ外部寄生虫(ノミ・マダニなど)に分けられる。中間宿主を介する間接感染もあり、人にうつる人獣共通のものもある。
寄生虫は、ほかの動物(宿主)の体内や体表にすみつき、栄養を奪って生活する生物である。
すむ場所から、消化管・血液・心臓など体内にすむ内部寄生虫と、皮膚や被毛など体表にすむ外部寄生虫に大きく分けられる。
感染の仕方には、虫卵や幼虫を直接口から取り込む直接感染と、ノミや蚊などの中間宿主を介してうつる間接感染がある。
また、回虫やエキノコックス・トキソプラズマのように、動物から人へもうつる人獣共通(ズーノーシス)の寄生虫もあり、公衆衛生の面でも重要である。
予防には、定期的な駆虫薬の投与や、ノミ・マダニの予防、糞便検査による早期発見が役立つ。