1椎間板とヘルニアの基礎
椎間板は、背骨(椎骨)と椎骨の間にあるクッションで、中心のゼリー状の髄核と、それを囲む丈夫な線維輪からなる。この椎間板の物質が背側(脊髄側)へ飛び出し、上を通る脊髄を圧迫するのが椎間板ヘルニア。圧迫の程度で、痛みから麻痺までさまざまな症状が出る。
椎間板は、背骨を作る一つひとつの骨(椎骨)と椎骨の間にはさまっているクッションである。
中心にはゼリー状でやわらかい髄核(ずいかく)があり、そのまわりを丈夫な線維の輪(線維輪)が取り囲んでいる。
この構造によって、椎間板は背骨にかかる衝撃を吸収し、背骨をしなやかに動かす役割をもつ。
椎間板の物質が、背中側(脊髄のある側)へ飛び出したり、ふくらんだりして、すぐ上を通っている脊髄を圧迫するのが椎間板ヘルニアである。
脊髄が圧迫されると、その高さや程度に応じて、背中の痛み、ふらつき、後肢(や四肢)の麻痺、排尿障害などの神経症状が現れる。
椎間板ヘルニアは、飛び出し方のちがいによって、ハンセン1型とハンセン2型に大きく分けられる。