1GDVとは(胃が拡張してねじれる緊急疾患)
胃拡張捻転症候群(GDV)は、胃がガス・液体で異常に拡張し、さらに胃自体がねじれる(捻転する)病気。進行が速く、数時間で命を落とすこともある緊急疾患で、グレートデンなど大型・胸の深い犬種に多い。
胃拡張捻転症候群(GDV:Gastric Dilatation-Volvulus)は、胃の中にガスや液体・食物がたまって異常に拡張(胃拡張)し、さらに拡張した胃そのものがねじれてしまう(胃捻転)病気である。
胃がねじれると入口(噴門)と出口(幽門)の両方がふさがれ、たまったガスが逃げ場を失ってさらに胃が膨らむ、という悪循環に陥る。
進行が非常に速く、適切な処置をしないと数時間でショックから死に至る、動物の救急疾患の代表である。
グレートデン、ジャーマンシェパード、セントバーナード、セッター、スタンダードプードルなど、大型で胸が深い(胸郭が縦に深い)犬種に多く発症するが、ダックスフンドなど小型犬にもみられることがある。
早食い、一度に大量の食事や水をとること、食後すぐの激しい運動などが発症の誘因になると考えられている。