[{"data":1,"prerenderedAt":-1},["ShallowReactive",2],{"lesson-clinical-eye-exams":3},{"id":4,"category_id":5,"slug":6,"title":7,"summary":8,"sort_order":4,"is_published":9,"sections":10,"question_ids":43,"created_at":52},195,2,"clinical-eye-exams","眼科検査（シルマー試験・眼圧・フルオレセイン）","目の検査には、涙の量を測るシルマー涙液試験、眼の中の圧を測る眼圧検査、角膜の傷を調べるフルオレセイン染色などがある。シルマー試験は犬で15mm\u002F分以上が正常、眼圧はおおむね10〜25mmHgが正常で高ければ緑内障・低ければぶどう膜炎を疑う、フルオレセイン染色は角膜潰瘍の検出に使う。基本的な眼科検査の意味・正常値・看護を学ぶ。",true,[11,20,26,31,37],{"id":12,"sort_order":13,"heading":14,"key_point":15,"body":16,"figure_svg":17,"figure_url":18,"figure_caption":19},1062,0,"シルマー涙液試験（涙の量を測る）","シルマー涙液試験（STT）は、専用のろ紙を下まぶたにはさんで、1分間でどれだけ涙でぬれるか（mm）を測り、涙の量を調べる検査。犬では15mm\u002F分以上が正常。少ないと乾性角結膜炎（ドライアイ／KCS）を疑う。","シルマー涙液試験（シルマーティアテスト、STT）は、涙の分泌量を調べる検査である。目盛りのついた専用のろ紙（試験紙）を下まぶたのふちにはさみ、1分間でどこまで涙でぬれるか（何mm）を測定する。犬では、15mm\u002F分以上が正常とされる。およそ10〜14mm\u002F分は軽度の涙液減少、5mm\u002F分以下は重度の涙液減少と判断される。涙の量が少ないと、目の表面が乾いて炎症を起こす『乾性角結膜炎（ドライアイ、KCS）』を疑う。ドライアイでは、ネバネバした目やに・結膜の充血・角膜の濁りなどがみられる。涙は、目の表面をうるおして守る大切なはたらきをもつため、その量を測るシルマー試験は、目の不調の原因を調べる基本的な検査である。（点眼麻酔や目の刺激の前に行うなど、正しい手順で測ることが大切である。）","\u003Csvg viewBox=\"0 0 720 272\" xmlns=\"http:\u002F\u002Fwww.w3.org\u002F2000\u002Fsvg\" role=\"img\" aria-label=\"眼科検査の一覧表。シルマー涙液試験・眼圧検査・フルオレセイン染色の目的と基準値・所見。\">\n  \u003Crect x=\"0\" y=\"0\" width=\"720\" height=\"272\" fill=\"#FBFBFA\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"20\" y=\"30\" font-size=\"16\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">おもな眼科検査の一覧\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"20\" y=\"45\" width=\"680\" height=\"205\" fill=\"#fff\" stroke=\"#9AA0A6\"\u002F>\n  \u003Crect x=\"20\" y=\"45\" width=\"680\" height=\"33\" fill=\"#F1F1EF\" stroke=\"#9AA0A6\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"200\" y1=\"45\" x2=\"200\" y2=\"250\" stroke=\"#9AA0A6\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"330\" y1=\"45\" x2=\"330\" y2=\"250\" stroke=\"#9AA0A6\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"20\" y1=\"78\" x2=\"700\" y2=\"78\" stroke=\"#9AA0A6\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"20\" y1=\"138\" x2=\"700\" y2=\"138\" stroke=\"#9AA0A6\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"20\" y1=\"198\" x2=\"700\" y2=\"198\" stroke=\"#9AA0A6\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"110\" y=\"67\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">検査名\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"265\" y=\"67\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">目的\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"515\" y=\"67\" font-size=\"13\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">基準値・所見\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"20\" y=\"78\" width=\"6\" height=\"60\" fill=\"#2E7D6B\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"38\" y=\"104\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">シルマー涙液試験\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"38\" y=\"122\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">（STT）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"265\" y=\"112\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">涙の分泌量\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"345\" y=\"102\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">犬 15mm\u002F分以上が正常\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"345\" y=\"122\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">少ないと乾性角結膜炎（ドライアイ）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"20\" y=\"138\" width=\"6\" height=\"60\" fill=\"#B45309\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"38\" y=\"164\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">眼圧検査\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"38\" y=\"182\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">（トノメーター）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"265\" y=\"172\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">眼の中の圧\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"345\" y=\"162\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">おおむね 10〜25mmHg\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"345\" y=\"182\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">高い→緑内障・低い→ぶどう膜炎\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"20\" y=\"198\" width=\"6\" height=\"52\" fill=\"#6D28D9\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"38\" y=\"228\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">フルオレセイン染色\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"265\" y=\"228\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\" text-anchor=\"middle\">角膜の傷\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"345\" y=\"228\" font-size=\"12\" fill=\"#2B2B2B\">傷があると緑色に染まる→角膜潰瘍\u003C\u002Ftext>\n\u003C\u002Fsvg>",null,"眼科でよく行う3つの検査（シルマー涙液試験・眼圧検査・フルオレセイン染色）の目的と基準値・所見をまとめた表。数値は本文の犬15mm\u002F分以上・眼圧おおむね10〜25mmHgに基づく。",{"id":21,"sort_order":22,"heading":23,"key_point":24,"body":25,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},1063,1,"眼圧検査（眼の中の圧を測る）","眼圧検査は、眼の中の圧（眼圧）を眼圧計（トノメーター）で測る検査。正常の目安はおおむね10〜25mmHg。眼圧が高いと緑内障（失明につながる緊急疾患）を、低いとぶどう膜炎などを疑う。","眼圧検査は、眼球の中の圧力（眼圧）を測る検査で、専用の眼圧計（トノメーター。トノベットなど）を角膜にあてて測定する。正常な眼圧の目安は、おおむね10〜25mmHg程度である（測定機器や条件で多少幅がある）。眼圧が高くなる代表的な病気が緑内障である。緑内障は、眼の中の水（房水）の流れが妨げられて眼圧が上がり、視神経が障害されて失明につながる、緊急性の高い病気である。急性の緑内障では、強い痛み・充血・角膜の濁り・瞳孔の散大などがみられる。逆に、眼圧が低くなる代表が、眼の中に炎症が起こるぶどう膜炎である。このように、眼圧を測ることで、緑内障（高い）かぶどう膜炎（低い）かといった、見ただけではわかりにくい眼の病気の手がかりが得られる。眼圧の急な上昇は失明を防ぐために急ぐ必要がある。",{"id":27,"sort_order":5,"heading":28,"key_point":29,"body":30,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},1064,"フルオレセイン染色（角膜の傷を調べる）","フルオレセイン染色は、緑色の色素（フルオレセイン）を点眼して、角膜に傷（欠損）があるとそこに色素がとどまって緑色に染まることを利用し、角膜潰瘍（角膜の傷）を検出する検査。角膜潰瘍は強い痛みを伴う。","フルオレセイン染色は、角膜（目の表面の透明な膜）に傷があるかどうかを調べる検査である。フルオレセインという緑色（黄緑色）の色素を点眼すると、正常な角膜の表面（上皮）では色素ははじかれて染まらないが、角膜に傷（上皮の欠損）があると、その部分に色素がとどまって緑色に染まる。これにより、目で見ただけではわかりにくい角膜の傷（角膜潰瘍・角膜びらん）を見つけることができる。角膜には知覚神経がたくさん集まっているため、角膜潰瘍があると強い痛みを伴い、目をしょぼしょぼさせる・涙が多い・目を気にするなどの症状が出る。角膜潰瘍は、深くなると角膜に穴があく（穿孔）危険もあるため、早く見つけて治療することが大切である。このように、フルオレセイン染色は『角膜に傷があるか』を調べる、簡便で重要な検査である。",{"id":32,"sort_order":33,"heading":34,"key_point":35,"body":36,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},1065,3,"その他の眼科検査","眼科では、ほかにも、ペンライトなどで瞳孔の反応や前眼部を見る検査、眼底（網膜）を観察する眼底検査、超音波（エコー）で眼内を見る検査などがある。症状に応じて、これらを組み合わせて診断する。","シルマー試験・眼圧検査・フルオレセイン染色のほかにも、眼科ではさまざまな検査が行われる。ペンライト（光）を使って、瞳孔が光に反応して縮むか（対光反射）、左右の瞳孔の大きさ、まぶた・結膜・角膜・前房（角膜の内側の部屋）などの前眼部の状態を観察する。眼底検査では、専用の器具（眼底鏡など）を使って、眼の奥にある網膜・視神経・血管（眼底）を観察し、網膜の病気などを調べる。眼の中が濁って奥が見えないときや、眼球の後ろの状態を調べたいときは、超音波（眼科用エコー）検査が用いられる。これらの検査を、症状や疑う病気に応じて組み合わせて、診断を進める。（明るさの調整や、検査の順番〔涙液→染色などの順〕にも配慮が必要である。）",{"id":38,"sort_order":39,"heading":40,"key_point":41,"body":42,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},1066,4,"眼科検査の動物看護","看護では、検査がスムーズに行えるよう適切な保定をし、動物が目をこすらないよう注意する。点眼・検査の介助、結果（涙液量・眼圧・染色の有無）の記録、目薬の正しいさし方や目を触らせない工夫（エリザベスカラー）などの飼い主指導が役割。","眼科検査では、目という繊細な部位を扱うため、動物看護師の介助がとくに重要である。検査がスムーズに、安全に行えるよう、動物が急に動かないように適切に保定し、頭を支える。検査中・検査後に動物が前足で目をこすったりしないよう注意する。シルマー試験のろ紙をはさむ、点眼薬や染色液をさす、眼圧計をあてる、といった検査の介助を行い、得られた結果（シルマー試験の値、眼圧、フルオレセイン染色の染まり方など）を正確に記録する。飼い主に対しては、自宅での目薬の正しいさし方（容器の先を目につけない、複数の目薬は時間をあけてさす）、目を気にするときに角膜を傷つけないようエリザベスカラーを使うこと、目の異常（充血・目やに・しょぼしょぼ・濁り）に早く気づいて受診することなどを伝える。目の病気は進行が早く失明につながるものもあるため、早期発見・早期受診の大切さを伝えることが重要である。",[44,45,46,47,48,49,50,51],1246,1247,1248,1249,1250,1251,1252,1253,"2026-07-28T12:02:18.891604"]