1犬パラインフルエンザウイルス感染症
要点犬パラインフルエンザウイルスは一本鎖RNAウイルスで、おもに咳・くしゃみ・鼻水・発熱などの呼吸器症状を起こす。感染犬の咳・くしゃみによる飛沫(接触・飛沫)で広がる。単独では軽いことが多いが、しつこい咳が特徴。
犬パラインフルエンザウイルスは、一本鎖RNAをもつウイルスで、犬の呼吸器(気道)に感染する。
おもな症状は、咳、くしゃみ、鼻水、発熱などの上部気道症状で、とくにがんこ(しつこい)な咳が特徴である。
あまり重症になることは多くないが、子犬やワクチン未接種の犬がかかりやすい。
感染経路は、感染した犬の咳・くしゃみに含まれるウイルスによる飛沫感染(接触・飛沫)で、犬どうしが接する場所(ペットショップ・施設・ドッグランなど)で広がりやすい。
犬パラインフルエンザウイルスのワクチンは、コアワクチン(ジステンパー・パルボ・アデノウイルス)と一緒に混合ワクチンに含まれていることが多い。
ただし、それ自体はコアではなくノンコアワクチンに分類される(WSAVAのガイドラインでは、一般家庭の犬ではノンコア、保護施設など多頭で飼われる犬ではコアとして扱う)。