1犬ジステンパーウイルス(CDV)とは
犬ジステンパーウイルス(CDV)は、パラミクソウイルス科(モルビリウイルス属)の一本鎖RNAウイルスで、エンベロープをもつ。感染力がきわめて高く、犬の重大な感染症。歴史的に、ニホンオオカミの絶滅の一因になったとも言われる。
犬ジステンパーは、犬ジステンパーウイルス(CDV)による全身性の感染症で、感染力がきわめて高く、死亡率も高い重大な病気である。
CDVは、パラミクソウイルス科(モルビリウイルス属=麻疹ウイルスの仲間)に属する、一本鎖RNAをもつウイルスで、表面にエンベロープ(脂質の膜)をもつ。
犬のほか、タヌキ・キツネ・フェレットなど多くの食肉類が感染し、野生動物にも広がる。
歴史的には、ニホンオオカミの絶滅の一因になったのではないかとも言われている。
ワクチン(犬のコアワクチン)が普及して発生は減ったが、ワクチン未接種の子犬などでは今も発生があり、かかると重症化・死亡しやすいため、油断できない感染症である。
ポイントは、『CDV=パラミクソウイルス科の一本鎖RNAウイルス(エンベロープあり)で、感染力が非常に高い』ということである。