1視床下部-下垂体-副腎軸(CRH→ACTH→コルチゾール)
コルチゾールは、視床下部からCRH→下垂体前葉からACTH→副腎皮質からコルチゾール、という指令の流れ(HPA軸)で調節される。コルチゾールが増えると上流のCRH・ACTHが抑えられる(ネガティブフィードバック)。この流れのどこが原因かでクッシングの型が分かれる。
副腎皮質から出るコルチゾール(糖質コルチコイド)は、上位の脳からの指令で量が調節されている。
まず視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)が出て、それを受けて下垂体前葉から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が分泌される。
ACTHが副腎皮質を刺激することで、コルチゾールが分泌される。
この『視床下部→下垂体→副腎』という一連の流れを視床下部-下垂体-副腎軸(HPA軸)という。
コルチゾールが十分に増えると、その情報が視床下部・下垂体に伝わってCRHやACTHの分泌が抑えられる(ネガティブフィードバック)ことで、量がちょうどよく保たれる。
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は、このどこかに異常が起きてコルチゾールが過剰になった状態であり、どこが原因かによって型が分かれる。