1カルシウムを調節するホルモン
血中カルシウムは上皮小体(副甲状腺)から出るパラトルモン(PTH)で調節される。PTHは骨・腎臓・腸に働いて血中カルシウムを「上げる」ホルモン。出すぎるのが亢進症、出せないのが低下症で、症状はほぼ逆になる。
体の中のカルシウム濃度は、いつも一定の範囲に保たれていなければならない。
その調節役の中心が、上皮小体(副甲状腺)から分泌されるパラトルモン(PTH)である。
PTHは、骨からカルシウムを取り出し、腎臓での再吸収を増やし、腸からの吸収を助けることで、血中カルシウムを「上げる」方向に働く。
このPTHが多すぎるのが上皮小体機能亢進症、少なすぎる(分泌できない)のが上皮小体機能低下症で、起こる症状はほぼ逆になる。
カルシウムは筋肉や神経の働きにも欠かせないため、高すぎても低すぎても全身にさまざまな症状を起こす。