1自己免疫(免疫介在性)疾患とは
免疫は本来、細菌やウイルスなど『自分でないもの(非自己)』を攻撃する。これが誤って『自分の体(自己)』を異物とみなして攻撃してしまうのが自己免疫疾患で、獣医療では免疫介在性疾患と呼ぶことが多い。攻撃された臓器・組織に炎症や破壊が起こる。
免疫は、本来は細菌・ウイルスなどの『自分でないもの(非自己)』を見分けて攻撃し、体を守るしくみである。
ところが、何らかの理由でこのしくみが誤作動し、『自分自身の体(自己)の細胞や組織』を異物とみなして攻撃してしまうことがある。
これによって起こる病気を自己免疫疾患といい、獣医療では『免疫介在性疾患』と呼ぶことが多い。
攻撃された臓器・組織には炎症や破壊が起こり、その場所に応じた症状が現れる。
免疫介在性疾患は、原因がはっきりしない一次性(特発性)と、感染症・腫瘍・薬剤・他の病気などがきっかけで起こる二次性に分けられる。
治療は、暴走した免疫を抑える免疫抑制療法(ステロイドなど)が基本になる。
免疫介在性疾患は、攻撃の範囲によって『全身性』と『臓器特異的』に大きく分けて整理できる。