1不整脈の分類 ― 徐脈性・頻脈性・期外収縮
不整脈は脈のリズムの乱れの総称で、大きく3つに整理できる。脈が遅すぎる徐脈性不整脈、脈が速すぎる頻脈性不整脈、本来より早く余分な拍動が出る期外収縮。さらに、その異常が心房側(上室)で起こるか、心室側で起こるかでも分けて考える。
不整脈とは、心臓の電気の流れが乱れて脈のリズムが乱れる状態の総称である。
数が多く名前も複雑なので、まずは大きな枠組みで整理すると理解しやすい。
ひとつ目は徐脈性不整脈で、脈が遅すぎる(拍動が出ない・伝わらない)タイプ。
ふたつ目は頻脈性不整脈で、脈が速すぎる(余分な刺激が次々に出る)タイプ。
みっつ目は期外収縮で、本来のリズムより早いタイミングで余分な拍動が割り込むタイプ。
さらに、その異常な刺激がどこで起こるか――心房や房室接合部などの上室(じょうしつ)側か、心室側か――によっても分けて考える。
上室側のものは比較的軽いことが多く、心室側のもの、とくに心室頻拍・心室細動は命に関わりやすい、という重症度の感覚も大切である。
(心電図の波形そのものの読み方は、別レッスン「不整脈と心電図の基礎」で扱う。
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