1心電図の基本波形(P・QRS・T と PQ間隔)
心電図は心臓の電気活動を波形で記録する検査。P波=心房の興奮(収縮)、QRS波=心室の興奮(収縮)、T波=心室の回復。P波の始まりからQRS波の始まりまでがPQ(PR)間隔で、心房から心室へ刺激が伝わる時間を表す。
心電図(ECG)は、心臓が拍動するときに生じる電気的な興奮を、体表につけた電極でとらえて波形に記録する検査である。
1拍ごとに、P波・QRS波・T波という波が順に現れる。
P波は心房が興奮(収縮)するときの波、QRS波は心室が興奮(収縮)するときの大きな波、T波は心室が興奮からさめて回復するときの波である。
正常では、まず洞房結節(どうぼうけっせつ)という心臓のペースメーカーから刺激が出て心房が収縮し(P波)、その刺激が房室結節を通って心室へ伝わり心室が収縮する(QRS波)。
P波の始まりからQRS波の始まりまでの時間を『PQ間隔(PR間隔)』といい、心房から心室へ刺激が伝わるのにかかる時間を表す。
この基本がわかると、『どの波が乱れているか』で不整脈の種類を読み解くことができる。