[{"data":1,"prerenderedAt":-1},["ShallowReactive",2],{"lesson-clinical-anthelmintics":3},{"id":4,"category_id":5,"slug":6,"title":7,"summary":8,"sort_order":4,"is_published":9,"sections":10,"question_ids":43,"created_at":52},168,3,"clinical-anthelmintics","駆虫薬・抗寄生虫薬の分類","寄生虫は、線虫（回虫・鉤虫・鞭虫など）・条虫・吸虫・原虫などに分けられ、それぞれに効く薬が違う。マクロライド系（イベルメクチン・ミルベマイシン）は線虫やフィラリア予防に、ベンズイミダゾール系は線虫を中心に幅広く、プラジクアンテルは条虫に、ニトロスカネートは広範囲に、スルファジメトキシンは原虫（コクシジウム）に使う——『どの虫にどの薬か』を整理する。",true,[11,20,26,32,37],{"id":12,"sort_order":13,"heading":14,"key_point":15,"body":16,"figure_svg":17,"figure_url":18,"figure_caption":19},922,0,"寄生虫の分類と駆虫薬の考え方","おもな内部寄生虫は、線虫（回虫・鉤虫・鞭虫など細長い虫）・条虫（さなだ虫）・吸虫（フルーク）・原虫（コクシジウムなど単細胞）に分けられる。種類によって効く薬が違うため、『どの虫に、どの薬が効くか』を結びつけて理解することが大切。","動物の体の中にすむ内部寄生虫は、形や仲間によって大きく分けられる。線虫（せんちゅう）は、細長い糸のような虫で、回虫・鉤虫（こうちゅう）・鞭虫（べんちゅう）・糸状虫（フィラリア）などが含まれる。条虫（じょうちゅう）は、平たく節がつながった『さなだ虫』のなかまである。吸虫（きゅうちゅう）は、フルークとも呼ばれる平たい虫である。原虫（げんちゅう）は、コクシジウム・ジアルジア・トキソプラズマなど、単細胞の小さな寄生虫である。これらは虫の種類によって効く薬が異なるため、駆虫薬（虫下し）は『どの虫に効くか』で選ぶ。多くの寄生虫に広く効く広域の薬もあれば、特定の虫にねらって効く薬もある。以下、代表的な駆虫薬・抗寄生虫薬を、その対象とともに整理する。","\u003Csvg viewBox=\"0 0 720 380\" xmlns=\"http:\u002F\u002Fwww.w3.org\u002F2000\u002Fsvg\" role=\"img\" aria-label=\"駆虫薬・抗寄生虫薬と、効く寄生虫（線虫・条虫・吸虫・原虫）の対応マトリクス図\">\n  \u003Crect width=\"720\" height=\"380\" fill=\"#FBFBFA\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"360\" y=\"24\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"16\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">どの虫に、どの薬か ― 駆虫薬×寄生虫\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"20\" y=\"44\" width=\"250\" height=\"34\" rx=\"6\" fill=\"#2B2B2B\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"30\" y=\"66\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#fff\">駆虫薬・抗寄生虫薬\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"274\" y=\"44\" width=\"104\" height=\"34\" rx=\"6\" fill=\"#2A8A7E\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"326\" y=\"66\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#fff\">線虫\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"380\" y=\"44\" width=\"104\" height=\"34\" rx=\"6\" fill=\"#3F73E0\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"432\" y=\"66\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#fff\">条虫\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"486\" y=\"44\" width=\"104\" height=\"34\" rx=\"6\" fill=\"#E59A2B\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"538\" y=\"66\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#fff\">吸虫\u003C\u002Ftext>\n  \u003Crect x=\"592\" y=\"44\" width=\"104\" height=\"34\" rx=\"6\" fill=\"#7558B2\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"644\" y=\"66\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#fff\">原虫\u003C\u002Ftext>\n  \u003Cline x1=\"20\" y1=\"140\" x2=\"700\" y2=\"140\" stroke=\"#E3E1DA\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"20\" y1=\"192\" x2=\"700\" y2=\"192\" stroke=\"#E3E1DA\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"20\" y1=\"244\" x2=\"700\" y2=\"244\" stroke=\"#E3E1DA\"\u002F>\n  \u003Cline x1=\"20\" y1=\"296\" x2=\"700\" y2=\"296\" stroke=\"#E3E1DA\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"30\" y=\"108\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">マクロライド系\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"30\" y=\"124\" font-size=\"9.5\" fill=\"#8A8F94\">イベルメクチン・ミルベマイシン\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ccircle cx=\"326\" cy=\"112\" r=\"9\" fill=\"#2A8A7E\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"432\" y=\"116\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"13\" fill=\"#CFCFCF\">−\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"538\" y=\"116\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"13\" fill=\"#CFCFCF\">−\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"644\" y=\"116\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"13\" fill=\"#CFCFCF\">−\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"326\" y=\"132\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"8.5\" fill=\"#1F7468\">フィラリア予防\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"30\" y=\"160\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">ベンズイミダゾール系\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"30\" y=\"176\" font-size=\"9.5\" fill=\"#8A8F94\">フェンベンダゾール（安全域が広い）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ccircle cx=\"326\" cy=\"164\" r=\"9\" fill=\"#2A8A7E\"\u002F>\n  \u003Ccircle cx=\"432\" cy=\"164\" r=\"9\" fill=\"#3F73E0\"\u002F>\n  \u003Ccircle cx=\"538\" cy=\"164\" r=\"9\" fill=\"#E59A2B\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"644\" y=\"168\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"13\" fill=\"#CFCFCF\">−\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"30\" y=\"212\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">プラジクアンテル\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"30\" y=\"228\" font-size=\"9.5\" fill=\"#8A8F94\">条虫の代表薬\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"326\" y=\"216\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"13\" fill=\"#CFCFCF\">−\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ccircle cx=\"432\" cy=\"216\" r=\"9\" fill=\"#3F73E0\"\u002F>\n  \u003Ccircle cx=\"538\" cy=\"216\" r=\"9\" fill=\"#E59A2B\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"644\" y=\"216\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"13\" fill=\"#CFCFCF\">−\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"30\" y=\"264\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">ニトロスカネート\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"30\" y=\"280\" font-size=\"9.5\" fill=\"#8A8F94\">回虫・鉤虫・条虫など広範囲\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ccircle cx=\"326\" cy=\"268\" r=\"9\" fill=\"#2A8A7E\"\u002F>\n  \u003Ccircle cx=\"432\" cy=\"268\" r=\"9\" fill=\"#3F73E0\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"538\" y=\"272\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"13\" fill=\"#CFCFCF\">−\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"644\" y=\"272\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"13\" fill=\"#CFCFCF\">−\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"30\" y=\"316\" font-size=\"12\" font-weight=\"bold\" fill=\"#2B2B2B\">スルファジメトキシン\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"30\" y=\"332\" font-size=\"9.5\" fill=\"#8A8F94\">抗原虫薬（コクシジウム症）\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"326\" y=\"320\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"13\" fill=\"#CFCFCF\">−\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"432\" y=\"320\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"13\" fill=\"#CFCFCF\">−\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ctext x=\"538\" y=\"320\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"13\" fill=\"#CFCFCF\">−\u003C\u002Ftext>\n  \u003Ccircle cx=\"644\" cy=\"320\" r=\"9\" fill=\"#7558B2\"\u002F>\n  \u003Ctext x=\"360\" y=\"364\" text-anchor=\"middle\" font-size=\"10.5\" fill=\"#8A8F94\">●＝おもに効く対象（便検査で虫を特定し、対象に合う薬を選ぶ）\u003C\u002Ftext>\n\u003C\u002Fsvg>",null,"駆虫薬・抗寄生虫薬と効く寄生虫の対応。マクロライド系（イベルメクチン・ミルベマイシン）＝線虫・フィラリア予防、ベンズイミダゾール系（フェンベンダゾール）＝線虫を中心に条虫・吸虫まで幅広く、プラジクアンテル＝条虫（と吸虫）、ニトロスカネート＝広域（線虫・条虫）、スルファジメトキシン＝原虫（コクシジウム）。●がおもに効く対象。",{"id":21,"sort_order":22,"heading":23,"key_point":24,"body":25,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},923,1,"マクロライド系（イベルメクチン・ミルベマイシン）","マクロライド系（マクロサイクリックラクトン）には、イベルメクチン・ミルベマイシンオキシム・セラメクチン・モキシデクチンなどがある。線虫に効き、犬糸状虫（フィラリア）症の予防に広く使われる。一部は外部寄生虫（ダニなど）にも効く。コリー系などでイベルメクチンの感受性に注意。","マクロライド系（マクロサイクリックラクトン）の駆虫薬には、イベルメクチン、ミルベマイシンオキシム、セラメクチン、モキシデクチンなどがある。これらは線虫に効き、とくに犬糸状虫（フィラリア）症の予防薬として広く使われる（毎月投与してミクロフィラリアの段階で駆除する）。回虫や鉤虫などの消化管内線虫にも効くものが多い。セラメクチンやモキシデクチンなどは、ノミやダニ・疥癬など外部寄生虫にも効く製品があり、内外の寄生虫をまとめて予防・駆除できる。注意点として、コリー・シェルティなど一部の犬種では、薬剤排出に関わる遺伝子（MDR1）の異常により、高用量のイベルメクチンに対する感受性が高く、中毒（神経症状）を起こしやすいため、用量や薬剤の選択に注意が必要である。ポイントは、『マクロライド系＝線虫・フィラリア予防（＋一部外部寄生虫）』である。",{"id":27,"sort_order":28,"heading":29,"key_point":30,"body":31,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},924,2,"ベンズイミダゾール系・プラジクアンテル・ニトロスカネート","ベンズイミダゾール系（フェンベンダゾールなど）は、回虫・鉤虫・鞭虫などの線虫を中心に、条虫や吸虫まで幅広く効き安全性が高い。プラジクアンテルは条虫（と吸虫）に効く代表薬。ニトロスカネートは回虫・鉤虫・条虫など広範囲に効く。","ベンズイミダゾール系の駆虫薬（フェンベンダゾール、フェバンテルなど）は、回虫・鉤虫・鞭虫といった線虫を中心に、条虫や吸虫まで幅広く効き、安全性も高いため、イヌの駆虫薬として最もよく使われる薬の一つである。プラジクアンテルは、条虫（さなだ虫）に効く代表的な薬で、吸虫にも有効である。線虫には効かないため、線虫用の薬（ミルベマイシンなど）と組み合わせた配合剤としてよく使われる。ニトロスカネートは、回虫・鉤虫・条虫など、複数の種類の虫に広く効く広域の駆虫薬である。このように、『線虫中心で広いベンズイミダゾール系』『条虫にプラジクアンテル』『広範囲のニトロスカネート』と、対象とする虫の違いを押さえる。実際の製品は、線虫用と条虫用を組み合わせて、1錠で幅広い虫をカバーできるようにした配合剤が多い。",{"id":33,"sort_order":5,"heading":34,"key_point":35,"body":36,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},925,"抗原虫薬（スルファジメトキシンなど）","原虫（コクシジウムなど）には、これまでの駆虫薬ではなく抗原虫薬を使う。コクシジウム症にはスルファジメトキシン（サルファ剤）などが用いられる。線虫・条虫の薬とは対象が違う点に注意。","コクシジウム・ジアルジアなどの原虫は、線虫や条虫とは別の仲間（単細胞の寄生虫）であり、線虫・条虫用の駆虫薬は効かない。原虫には『抗原虫薬』を使う。代表的なものとして、コクシジウム症の治療にはスルファジメトキシン（サルファ剤の一種）などが用いられる。（ジアルジアなどにはメトロニダゾールなどが使われることもある。）ポイントは、『原虫（コクシジウムなど）にはスルファジメトキシンなどの抗原虫薬』であり、線虫・条虫の駆虫薬とは対象が違うということである。駆虫の前には、便検査などで『どの寄生虫がいるか』を確かめ、その虫に効く薬を選ぶ。動物看護師は、検便用の検体採取、投薬の介助、再検査の案内などを通じて駆虫を支える。",{"id":38,"sort_order":39,"heading":40,"key_point":41,"body":42,"figure_svg":18,"figure_url":18,"figure_caption":18},926,4,"駆虫薬の使い分けと看護","駆虫薬は、対象の虫に合わせて選ぶ。マクロライド系＝線虫・フィラリア予防、ベンズイミダゾール系＝線虫中心に幅広く、プラジクアンテル＝条虫、ニトロスカネート＝広域、スルファジメトキシン＝原虫（コクシジウム）。便検査で虫を特定し、適切な薬と再投与・再検査につなげる。","ここまでの駆虫薬・抗寄生虫薬を、対象の虫で整理する。マクロライド系（イベルメクチン・ミルベマイシン）＝線虫・フィラリア予防（一部外部寄生虫）。ベンズイミダゾール系（フェンベンダゾール）＝回虫・鉤虫・鞭虫などの線虫を中心に幅広く。プラジクアンテル＝条虫（・吸虫）。ニトロスカネート＝回虫・鉤虫・条虫など広範囲。スルファジメトキシン＝原虫（コクシジウム）。駆虫では、まず便検査などで寄生虫の種類を確かめ、その虫に効く薬を選ぶことが基本である。また、多くの寄生虫はライフサイクル（卵→幼虫→成虫）があり、1回の投与で卵まで完全には駆除できないことがあるため、決められた間隔で再投与し、再検査で駆除を確認することが大切である。動物看護師は、検便の検体採取・取り扱い、体重に応じた投薬量の準備や投薬介助、再投与・再検査の時期の飼い主への案内、そして人にもうつる寄生虫（回虫など）の予防の啓発を担う。『どの虫に、どの薬か』を理解しておくことが、適切な駆虫の支援につながる。",[44,45,46,47,48,49,50,51],1035,1036,1037,1038,1039,1040,1041,1042,"2026-07-28T12:02:18.891604"]