1実験動物と3Rの原則
動物実験で国際的に守るべき原則が3R。1959年にイギリスのラッセル(Russell)とバーチ(Burch)が『人道的な実験技術の原則』で提唱した。Replacement(代替=動物を使わない方法へ)、Reduction(削減=使う数を減らす)、Refinement(改善=苦痛を軽減)の3つの頭文字Rで覚える。
動物実験は、医療や薬の開発などに役立つ一方で、動物に苦痛をあたえうるため、倫理的なルールが定められている。
その国際的な原則が『3Rの原則』である。
3Rは、1959年にイギリスの研究者ラッセル(Russell)とバーチ(Burch)が、著書『人道的な実験技術の原則(The Principles of Humane Experimental Technique)』のなかで提唱した。
3つのRは、それぞれ次のことを指す。
Replacement(代替)は、動物を使わない方法(細胞や培養、コンピュータシミュレーションなど)に置き換えること。
Reduction(削減)は、実験に使う動物の数をできるだけ少なくすること。
Refinement(改善・洗練)は、麻酔・鎮痛や飼育環境の工夫によって、動物の苦痛をできるかぎり小さくすること。
『代替・削減・改善』の3つのRとして覚えるのが基本である。