不合格でも「もう一度」の道は用意されている
国家試験は例年2月に実施され、年に1回のペースで行われている。不合格だった場合、次のチャンスは翌年の試験になるが、受験資格そのものがなくなるわけではなく、改めて手続きを踏めば再受験できる。まずは「再受験にあたって何を準備し直す必要があるか」を正しく知ることが、次に向けた第一歩になる。
再受験の手続き:申込は毎回必要
国家試験は自動的に次回へ持ち越されるわけではなく、再受験する場合も改めて受験申込(インターネット申込・受験手数料の支払い・顔写真のアップロード・書類の郵送)が必要になる(動物看護師統一認定機構の公式案内より)。各手続きには期限が設けられているため、次回の試験日程が発表され次第、早めにスケジュールを確認しておくと安心。
提出書類は「不合格通知の写し」で代用できる
通常の受験申込では卒業証明書や指定講習会修了証明書の提出が必要だが、再受験の場合はこれらの代わりに「愛玩動物看護師国家試験結果通知書(不合格通知)の写し」を提出することができる(同、公式案内より)。不合格通知はA4の白紙にそのままコピーし、切り抜きや拡大縮小をしないことが指定されている。結果通知書は再受験の際に必要になるため、破棄せず保管しておくとよい。姓が変わった場合は戸籍抄本など公的書類の添付が必要だが、住所変更については特別な手続きは不要で、申込時に新しい住所を記載すればよい。
指定講習会・予備試験は再受講・再受験の必要なし
現任者ルート等で指定講習会を修了している場合、修了証明書に有効期限はなく、国家試験に不合格になっても講習会を再受講する必要はない(動物看護師統一認定機構の公式FAQより)。同様に、予備試験にすでに合格している場合も再受験の必要はなく、予備試験合格後は期限なく何度でも国家試験に挑戦できる。つまり再受験で新たに必要になるのは、国家試験そのものの申込手続きだけというケースが多い。
次回に向けた対策の立て方
再受験を決めたら、まず結果通知に添付される得点情報等(開示される範囲は年度により案内される)を参考に、必須・一般・実地のどの区分でつまずいたかを把握することが出発点になる。必須問題で70%に届かなかった場合は基礎知識の総復習を、一般・実地の合計で60%に届かなかった場合は過去問演習量を増やす、というように弱点に応じて学習の重心を変えるとよい。本サイトの「苦手科目の克服法」「過去問の効果的な使い方・演習法」の記事も、次回に向けた学習計画づくりの参考になる。