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受験手続き

愛玩動物看護師の予備試験とは?国家試験との違いを解説

予備試験は、現任者が国家試験の受験資格を得るための試験。出題は必須問題・実地問題のみ(一般問題はなし)、合格基準は正答率60%と国家試験より低め。最終の第6回は2027年2月14日実施。

予備試験は「現任者向けの受験資格取得試験」

予備試験は、それ自体が愛玩動物看護師の資格試験ではなく、現任者(実務経験5年以上+指定講習会修了者)が国家試験の受験資格を得るための試験。国家試験を受けるための「入口」にあたる試験だとイメージするとわかりやすい。予備試験に合格すれば、国家試験そのものは何回でも挑戦できる(経過措置期間が終わった後も受験資格は維持される)。

国家試験との違い:出題範囲・問題数・合格基準

出題基準(動物看護師統一認定機構、2022年4月)によれば、予備試験の出題は必須問題と実地問題に限定されており、国家試験にある一般問題は出題されない。問題数は国家試験の200問に対し、予備試験は100〜120問程度が目安とされる(試験範囲は国家試験と同じ出題基準に基づくが、範囲は浅く広い)。合格基準も異なり、国家試験が「必須問題70%以上+一般・実地合計60%以上」の2段構えなのに対し、予備試験は全体の正答率60%以上のみ。区分ごとの足切りがない分、国家試験よりハードルは低めに設計されている。

受験手数料

農林水産省の公表によれば、受験手数料は国家試験が27,200円、予備試験が14,000円。これは指定試験機関の実費に基づくもので、営利を目的とした金額ではないとされている。

予備試験のスケジュールは残りわずか

予備試験は経過措置期間中しか実施されない。2026年10月4日に第5回、2027年2月14日に最終の第6回が実施される予定で、第6回は同日に実施される第5回国家試験と同じ日程になる。第6回に限り、2027年4月30日までに実務経験が5年以上に達する「見込み」の人も受験でき、その場合は実務経験証明書を2027年4月5日〜5月21日の間に別途提出する形が取られる。つまり現任者ルートの人にとって、予備試験に挑戦できるのは実質あと2回しかない。詳しい受験資格の要件は本サイトの「受験資格・経過措置」の記事も参照してほしい。

予備試験に向けた対策の考え方

一般問題が出ない分、対策範囲は国家試験よりやや絞りやすい。必須問題(基本的な事項)と実地問題(現場での対処)に的を絞り、特に実務経験があるからこそ見落としがちな「法規」「動物看護学の基礎理論」を重点的に復習するのが効率的。本サイトの過去問データベースは国家試験の問題(必須・一般・実地)が中心だが、必須問題・実地問題だけを絞り込んで解くことで、予備試験対策にも流用できる。

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※ 本記事は独自にまとめた解説です。合格率・受験者数などの数値は一般財団法人動物看護師統一認定機構の公式発表に基づいています。最新・正確な情報は実施機関の公式発表をご確認ください。