第1回〜第4回 合格率まとめ
動物看護師統一認定機構の公式発表に基づく、過去4回の試験結果は次の通り。第1回(2023年2月19日実施・2023年3月17日発表): 受験者20,798人/合格者18,481人/合格率88.9%。第2回(2024年2月18日実施・2024年3月15日発表): 受験者6,797人/合格者4,666人/合格率68.6%。第3回(2025年2月16日実施・2025年3月14日発表): 受験者5,736人/合格者5,048人/合格率88.0%。第4回(2026年2月15日実施・2026年3月13日発表): 受験者5,493人/合格者4,174人/合格率76.0%。
第1回はなぜ受験者が突出して多いのか
愛玩動物看護師法には経過措置があり、法施行前から現場で一定の実務経験を積んでいた「現任者」も、第1回に限らず受験資格を得られた。そのため第1回は新卒者に加えて多数の現任者が一斉に受験し、20,798人という他の回の3〜4倍規模になった。合格率88.9%も、実務経験のある受験者が多かったことが影響しているとみられる。第2回以降は専門学校・大学の新卒者が中心の、資格として定常状態に近い受験者数(5,000〜7,000人規模)に落ち着いている。
第2回で合格率が68.6%まで下がった理由
第2回は現任者の受験がほぼ一巡し、新卒者中心の受験者層になった最初の回。合格基準(必須問題70%以上・一般+実地60%以上)を満たせなかった受験者の割合が増え、4回の中で最も低い合格率になった。新卒者中心という構成は第3回・第4回も同様だが、合格率は88.0%・76.0%と回によって変動しており、「新卒者中心だから毎回同じ水準」とは言えない。出題内容や難易度、受験者の対策状況によって年ごとに上下する。
合格率の数字とどう向き合うか
合格率は受験者層の構成に大きく左右されるため、「今年は◯%だったから来年も同じくらい」と単純に予測できるものではない。重要なのは、合格率そのものより合格基準(必須問題70%以上・一般+実地問題60%以上)を安定して超える実力をつけること。過去問を繰り返し解いて、必須問題での取りこぼしを減らすのが遠回りに見えて最も確実な対策になる。